2011年12月9日金曜日

東京モーターショー。気になったバイク達・その6

弟分の125と同様の縦2段に配列された今流のヘッドライトデザインと太くたくましい足回りが頼もしい。厳つく張り出した燃料タンクが創り出す逆三角形?のスタイルのフロントビュー。

KTM 200 DUKE(参考出品)。わかりやすく、個性的なバイクはとても良い。見るからにシティラナバウト。しかもKTMのブランドがつくのだから。125DUKEのデビュー前に作られたプロモーションビデオで、すっかり格好良さをすり込まれてしまった身としては、元々、乗ってみたいバイクの筆頭に近い存在だった。

そこに、この200DUKEの発表である。個性的なデザインも、フレームや足回り等も、車重までもが125と同様で、違うのは水冷DHOC4バルブのエンジンのボア×ストローク。125の58×47.2mmから、72×49mmとされている。もちろん、パワーもトルクも当然上乗せされることになる。日本では高速道路に乗れるというメリットだけでなく、走りの元気度がグッと上がってくることは間違いないここが大いに魅力的。

すでに発売された地域での評判も上々で、125以上の高い評価を得ているようだ。日本でも125の発売時には十分にKTMジャパンの努力が感じられた車両価格は、今回も頑張るとのこと。50万円を切るのではないかと言われている。インド製と言うのも今の時代を感じさせるものだが、KTMと言うブランドをそのリーズナブルな価格で気軽に楽しく味わうことができるのなら、大歓迎である。

モトクロス、エンデューロ、ラリーレイドとオフロードの世界を席巻し、ロードレースでも活躍したKTMがストリートでもKTMらしいバイクをしっかりと創り出してきている。発売が待ち遠しい1台である。(モリ ヒサシ)
KTMらしい、エッジのきいたデザインと個性的なメカニズム構成が魅力的な1台。いかにも元気に走りそうなところが良い。

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