2011年12月2日金曜日

東京モーターショー。気になったバイク達・その2

手前からNC700X、INTEGRA、NC700S。新しいHondaを象徴するミドルレンジのグローバルモデルシリーズである(参考出品車)
やはりHondaブースの中で気になったのは、インテグラとNC700SとXである。NC700Sはネイキッドスポーツとしてモダンでシンプルなシルエットを基調に、躍動感あふれる力強いデザインと、モーターサイクル本来の操る楽しさを味わえる素直なハンドリング特性を融合させたモデルで 、足つき性が良好で安心感のある低シート高と、軽快なネイキッドスタイルで、気負わず気軽にライディングが楽しめる。スタイリングはモーターサイクル本来の機能美を満たしながら、ライダーの居住スペースと、十分な容量を確保したラゲッジスペースを両立させた。NC700S は今までにない快適性を体感できる新しい価値を備えたモデルとされている。


一方のNC700Xは、今、欧州では大流行のクロスオーバーモデル。都会での存在感、自然の中でも映える躍動感あふれる力強く洗練されたデザインを特徴に、アップライトなポジションによるオンロードでの快適性と行動半径を広げる機動力を実現し、通勤・通学など、市街地で思いのままに使いながら、時にはロングツーリングまで、自由で幅広いライフスタイルを拡げられる。従来のモーターサイクルの魅力に加え、十分な容量のラゲッジスペースなど、従来以上に楽しさの枠が広がる新たな価値を創造できるモデルとのこと。


そして、いよいよ走り出すINTEGRA。これも、ある種のクロスオーバーといえなくもないような気がするが、優れたハンドリング特性によりもたらされるモーターサイクル本来の操る楽しさや、第2世代のデュアル・クラッチ・トランスミッションによるオートマチックでありながら力強いダイレクト感ある走りが実現されており、。モーターサイクルの爽快さや機動性と、コミューターの利便性を高次元で両立させたモデルとされる。


そして、とても、気になるのが、この3機種の心臓部である700cc2気筒のパワーユニット。低中速域を重視した特性でどこまで、スポーティーであったり力強さを乗り手に感じさせることができるのかが大きな興味の的。さらに、NCのSとXではそれぞれの車体構成による個性がどのくらい明確に感じられるかも大きな関心事である。加えて、INTEGRAはそのパワーユニットと第2世代のDCTの相性。迫力ある車体は果たして走りの楽しさを感じことができる仕上がりとなっているのか今から発表が待ち遠しい。(モリ ヒサシ)


NC700S Dual ClutchTransmission カスタマイズコンセプト(参考出品車):スタイリングをそのままに、多様な用途にお使うことをイメージし、カスタマイズの方向性の一つを示すコンセプトモデル。多様なライフスタイルに対応するトップボックスを装着するなど、ベーシックなカスタマイズ例。
NC700X カスタマイズコンセプト(参考出品車):週末、郊外へのツーリングをイメージし、NC700X の持つ躍動感あふれる力強いデザインに調和。行動派のミドルツアラーとして提案の一例。
INTEGRA カスタマイズコンセプト(参考出品車):カテゴリーに縛られない自由な発想で使うことをより具現化したカスタマイズの方向性を示すモデル。豊富なラゲージスペースで、様々なライフスタイルで使えるカスタマイズ例である。

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