2011年12月6日火曜日

東京モーターショー。気になったバイク達・その3



YAMAHA Super Tenere Worldcrosser(参考出品車) 。象徴的なフロントマスク。戦闘的でも挑戦的でもあり、易々と乗り手を受け付けなさそうなところが良い。

「ヨーロッパ発信のコンセプトバイク。“The Toughest Global Challenge”最も過酷な挑戦を求めるアドベンチャーライダーのために創造された、ハイスペックマシン。専用設計の軽量コンポーネントを完全装備した車体が、究極のオフロードアドベンチャーの世界をさらに押し広げる」

とは、メーカーのコメントだが、理屈抜きに、心を揺さぶられた存在である。気になる、乗ってみたい、欲しい、の勝手なランキングの中では、ダントツで欲しいバイクである。見ただけで、これに乗ってどこに行こう、どこまで走ろう、と夢想してしまう。見ているだけで嬉しくなってしまう。

昨今のツアラー人気の根底には、パリ-ダカール・ラリーから発生たこうしたビッグオフローダーの存在があったのだ。と、今更ながらに再認識することができる。まだ、こんなバイクで走れる場所が、世界中には沢山ある。そこが砂漠=砂の海だったら、最高なのだろうが、長い、長いラフロードでも、360°地平線しか見えない場所でも、どこでも良いから、こんなバイクで行ってみたい。このバイクの前で本気でそう考えている自分が居た。(モリ ヒサシ)
内に秘めた力とタフネスさを、巧みに、荒々しさと同時にある種の美しさを持つ造形で包み込んだ車体。グッときた。

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