2011年12月8日木曜日

東京モーターショー。気になったバイク達・その5

手慣れたカスタマイズなのであろうが、流石に”無限”。そのセンスと手法はやはり一流。

Hondaのオフロードファンが待ちに待った、1台が、ワールドプレミアでもある参考出品とは言え、HondaCRF250L。5年ぶりの新型オフ系モデルの登場である。そして、その場所に同時に展示されていた、”無限”の手によるカスタマイズコンセプト車はなかなか魅力的で格好良い。

ベースとなったCRF250Lは、エンジンはCBR250Rを専用チューンし低中速域からトルクフルで、高回転域までストレスなく吹き上がる特性とされ、フレームにはスチール製オーバル断面のツインチューブを採用。フロントに倒立フォーク、リヤのプロリンクサスペンションにはアルミスイングアームをおごられている。

Hondaらしく、オフロード車の大柄な車格でありながら良好な足着き性を実現するシート高や、優れた燃費性能、リニアなハンドリング特性を持たせるなど、日常での使い勝手も追求もぬかりなく、一方で、多機能デジタルメーターの採用や、放熱性に優れたウェーブ型ディスクブレーキや、泥、石飛びなどからエンジンを守るスキッドプレートなど、本格装備も充実させている。

発売時期は、来春4月頃となりそうで、CBR250R同様のタイ生産であるために現行のXR230の¥492,450を下回るとも言われている。目下明らかにされているスペックは以下。全長/2,195mm、全幅/819mm、全高/1,195mm、エンジン種類/水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒、総排気量/249cc。車体サイズは、250cc相応のものだが、最も気になるのはその車両重量である。

ともあれ、いかにも乗りやすそうなノーマル車と、ほとんど、別物に近いカスタマイズコンセプト車。久々のHondaのオフロードバイクの発売が待ち遠しい。(モリ ヒサシ)
ほとんどすべてに手が入れられた観があるカスタマイズコンセプト車。随所にカーボンルックのパーツが使われ、スイングアームはバフがけが行われている。また、デュアルエキゾーストにされてもいる。


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