7月25日、三重県:鈴鹿サーキットで決勝が行われた2010 QTEL FIM 世界耐久選手権シリーズ第3 戦"コカ・コーラ ゼロ"鈴鹿8 時間耐久ロードレース第33 回大会 決勝では、「MuSASHi RT ハルクプロ」の清成龍一/中上貴晶/高橋巧が優勝。2位には「Keihin Kohara Racing Team」の伊藤真一/玉田誠組、3位に「F.C.C.TSR Honda」の秋吉耕佑/ジョナサン・レイ/高橋裕紀がのHonda勢が入り、上位を独占した。
今年も、真夏の祭典、「鈴鹿8 耐」の決勝レースは、34℃を超える猛暑の中、恒例の午前11時30分のル・マン式スタートで開始された。_ホールショットは、ポールポジションからスタートした#12 ヨシムラスズキwith ENEOS の酒井大作。しかし、酒井はレース開始から僅か12周目に転倒で順位を落とす。その結果、#11 F.C.C. TSR Honda 秋吉、#33 Keihin Kohara Racing Teamの伊藤、#634 MuSASHi RT ハルクプロの高橋らHonda 勢がトップ3 を占める。
レースは、序盤から中盤にかけて、3台のHonda勢とヨシムラスズキのトップ争いが目まぐるしく展開するが、終盤は#634が徐々にトップを揺るぎないものにし、最後は、エース 清成が、夜間の難しいセッションを確実に走り、トップでチェッカーを受け優勝。周回数は215 周。清成にとっては3 回目の、チームメイトの高橋、中上にとっては初の鈴鹿8 耐優勝となった。また、18 歳の中上は、1996 年に芳賀紀行が21 歳の時に打ち立てた8耐最年少優勝の記録を塗り替え、またチームの「MuSASHi RT ハルクプロ」にとっては悲願の初優勝となった。
今年の「鈴鹿8耐」の上位陣。左から3位の伊藤/玉田、1位の清成/中上/高橋巧、2位の秋吉/J・レイ/高橋裕紀の3チーム。
(写真提供:本田技研工業株式会社)
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