赤旗中断後の第2レースもトップに立って波乱のレースを制したD・ペドロサ#26。
MotoGPの第8戦となるドイツGPの決勝レースは18日、ザクセンリンクで行われ、D・ペドロサが波乱のレースを制して今季2勝目を飾った。
夜半から降り続いた雨のために、ウオームアップがウエットとなったドイツGP。しかし、MotoGPの決勝は路面温度31度のドライコンディジョンの中でスタート。ポールポジションのJ・ロレンソ(ヤマハ)とダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が序盤のレースをリードして行くが、9ラップ目に8位争いを展開していたR・ド・プニエ、A・エスパルガロ、A・バウティスタの3名が転倒。コース上にバイクが横転してレースは赤旗中断となる。
これにより、21ラップ短縮されたレースでは、3番グリッドからスタートしたペドロサが、10ラップ目にトップに立つとそのまま2番手を0.923秒差で抑え、第4戦イタリアGP以来4戦ぶりにトップでチェッカーを受ける。2位には開幕からの2位以内フィニッシュを続ける好調のJ・ロレンソ。3位は、3戦連続でこのポジションを獲得するC・ストーナー(ドゥカティ)。
大注目のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は、ストーナーとの3位争いを展開してレースを盛り上げたものの、逆転負けしてしまい4位となった。
チャンピオンシップのポイントは、トップに立っているロレンソが185として、2番手は138のペドロサ。3番手にA・ドヴィツォーゾが102ポイントで付けている。
次戦は7月25日(日)のアメリカGP。舞台となるラグナセカ・レースウェイはサンフランシスコ南東の丘陵地帯にあるアップダウンの激しいサーキット。高速コーナーを短いストレートでつないだレイアウトで、上り高速ストレートの頂上から急降下するS字コーナー「コークスクリュー」が有名なコースである。
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