2010年6月14日月曜日

SUZUKA 300kmと鈴鹿8時間耐久レース情報。

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鈴鹿300キロで2位になった高橋巧とHondaCBR1000RRK。


真夏のビッグイベント"鈴鹿8時間耐久"の前哨戦とも言える、「鈴鹿300Km耐久ロードレース」が、鈴鹿サーキットで行われた。


このレースは、8耐のシュミュレーションの意味合いもあり、海外からのライダーや、チームの参加もあり、また、どのチームも、本番さながらに、チームを組むライダー同士の調整やマシンのセッティング、チームスタッフとの連携を確認しながらレースを進めるところも見所となった。


そんな中、決勝当日の6月13日(日)は、スタート直前に曇り空から雨が降りだし、レース進行が遅れるという、波乱の幕開けとなった。


レースは、全日本選手権のポイントリーダーでもある高橋巧(MUSASHI RT HARC-PRO)が予選2番手からホールショットを決めるが、この1周目から多くのライダーがポジションを入れ替える混戦が繰り広げられる。


さらに、天候の急変と、コースコンディションの変化も加わり、目まぐるしくトップが入れ替わり、各チームともタイヤ選択と交換、ピットワークと、難しいレース展開を強いられた。


結果、300キロを2時間02分30秒192で走り切った酒井大作/青木宣篤(ヨシムラスズキwithJOMO)が優勝。2位には高橋巧/中上貴晶組、3位には秋吉耕佑(F.C.C.TSR Honda)となった。


また、同日、7月25日(日)に開催される"コカ・コーラゼロ"鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦するHondaチームの陣容が発表された。


Honda は、国内で活躍するライダーをはじめ、海外の選手権に参戦するライダーを起用する以下のチームで33回目の開催を迎える"8耐"に臨む。


Honda DREAM RT 桜井ホンダは、昨年の鈴鹿8 耐で3 位を獲得した経験のある亀谷長純(埼玉県 33 歳)とオーストラリア選手権に参戦するウェイン・マクスウェル(オーストラリア 27 歳)を起用して、今年も上位を狙う。


F.C.C. TSR Honda は、昨年も同チームから鈴鹿8 耐に参戦した秋吉耕佑(静岡県 35 歳)と現在スーパーバイク世界選手権に参戦しているジョナサン・レイ(イギリス 23 歳)、さらにロードレース世界選手権Moto2 クラスで活躍する高橋裕紀(埼玉県 25 歳)でチームを構成する。


また、Keihin Kohara Racing Team は、鈴鹿8 耐で3 度の優勝経験のある伊藤真一(宮城県 43 歳)とスーパーバイク世界選手権に参戦している玉田誠(愛媛県 33 歳)の実力派ベテランペアで鈴鹿8耐を戦う。


そして、MUSASHI RT HARC-PROは、2008 年の鈴鹿8 耐に優勝し、現在は英国スーパーバイク選手権で戦う清成龍一(埼玉県 27 歳)と、高橋巧(埼玉県 20 歳)を起用。第3 ライダーに若手の中上貴晶(千葉県 18 歳)を起用する。


これらのチームで採用するHonda CBR1000RR を、株式会社ホンダ・レーシング(HRC)が技術的なサポート活動を行うとのこと。

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