チャンピオンのトニー・ボウ(REPSOL MONTESA HONDA)が、2位のジェロニ・ファハルド(BETA MOTOR)に13点の差を付けて、大会1日目(6月5日・土)、15セクション・2ラップを総減点31で圧勝した。
藤波貴久(REPSOL MONTESA HONDA)は、参加ライダー達に比較的容易だと思われていたセクションを前夜から雨が状況を変えた中、最初に臨んだ第1、2セクションこそクリーンするものの、その後、調子が上がらず、1ラップ目に3番手にとなり、2ラップ目にそれを挽回できずに終わる。
結果、減点ではトータルで3番手のアダム・ラガ(GAS GAS)と同減点ながら、減点もクリーン数も同様だったために、減点1の数で順位が決まることになり、4位となった。
前日の下見からのセクション状態の変化が、とりわけ、前回の優勝者がトップでスタートしなければならない 新レギュレーションは、トップでスタートしたこの日の藤波には不利に働いたかもしれない大会1日目だった。2日目の活躍に期待したい。
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