ポールポジションのペドロサがスタートからレースをリードして行く。
世界選手権ロードレース第4戦、イタリアGP(ムジェロ・サーキット)は、6月のトスカーナらしい好天と32°の猛暑の中での開催となった。
6月6日(日)MotoGPの決勝レースでは、2戦連続でポールポジションを獲得、マシンの仕上がりの良さがうかがえたダニー・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、スタートからトップに立ち、完璧なレース展開から独走、今期初勝利を飾った。ペドロサにとっては昨年の最終戦以来の優勝であり、チームにとっても待ちに待った1勝目となった。
第2戦のスペインGPでは、トップを走りながらも終盤ペースを落としての2位。第3戦のフランスGPでも優勝争いに加わりながら5位に終わったペドロサだが、このイタリアでの勝利によって、今大会は、V・ロッシが土曜に転倒、骨折して欠場したこともあり、ランキングでも2位に浮上。タイトル争いの主役の仲間入りを果たした。
また、地元のアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)は、目下のポイントリーダーであるホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)と2番手争いでレースを盛り上げるが、3位でゴール。2位にはロレンソが入った。
全18戦の長いシリーズとなるMotoGPクラス、さらに白熱したレースが展開されそうな気配である。
久々のD・ペドロサの一人旅。マシンも十分に仕上がってきた様子だ。
(写真提供:本田技研工業株式会社)
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