2010年10月23日土曜日

カジュアル・ロードスターHondaVT400S発売。

'80年代のダートトラックマシン風のスポーティーな印象が強いパールヘロンブルー(トリコロール)カラーのVT400S。メーカー希望小売価格¥669,900(消費税込み)


Hondaは、普通自動二輪クラスに新たなコンセプトのロードスポーツモデルVT400Sを投入、11月5日より発売する。


VT400Sは、カジュアル・ロードスターというコンセプトのもと本年3月に発売されたVT750Sの弟分にあたるモデルで、アメリカンスタイルのクルーザータイプのモデル同様に低く長い車体を基本としながら、独自の設定のホイールベースやフロントのアライメントが与えられ、軽快な走りを追求したモデル。


Vツインの扱いやすいエンジンと、750mmと低いシート高での足着き性の良さ、アップライトポジションで誰にでも親しみやすく安心感ある乗り味等が特長とされている。ビギナー、入門者にも近づきやすいモデルであることも確かだが、なにより、同クラス中、同社のラインナップは言うまでもなく他社のモデルと比較しても格段に安い部類の車両価格であることが大きな魅力と言える。


また、その車両価格を活かしたカスタマイズのベース車両としての人気を見込んで、ホンダモーターサイクルジャパン、ホンダアクセスから、このVT400SとVT750Sに装備可能な豊富なカスタマイズパーツが用意されていることも特長的である。


CB400 SUPER FOURというロング・ベストセラーをもつHondaが、クルーザータイプのシャドウシリーズに加え、このVT400Sの投入により普通自動二輪クラスの一層の強化を図ったことになる。


なお、VT400Sの発売を記念して、10月22日〜2011年1月31日までの期間で「VT400Sデビューキャンペーン」が実施され、期間中にVT400S、またはVT750Sの新車を購入した方々に「BUFFネックウォーマー」がプレゼントされるとのこと。また、VT400Sの詳細な情報はここからもご覧いただける。


<写真:Joppa 鈴木雅雄 文:モリ ヒサシ>


車重は229kg。専用のエンジン、フレーム、足まわり、チェーンドライブとされたことで独自の軽快な走りを見せてくれるはず。

150/80B16M/C71Hのリヤタイヤとドラムブレーキ。デュアルテーパードマフラーと深いリヤフェンダーが低く安定感あるリヤビューをつくり出している

水冷4ストロークOHC のVツインは64.0×62.0mmのボア×ストロークで398cc。電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)によって扱いやすさと独特のトルク感を与えられている。

VT400Sの顔はいたってシンプル。コンパクトだが60W/55Wのハロゲンヘッドライトは充分に明るい

シンプルで視認性に優れるメーターは夜間表示が綺麗。インジケーターランプに囲まれたデジタル表示部には2つのトリップ機能とオドメーターが表示される。

フロントタイヤは100/90-19M/C57H。ツーポットキャリパーのシングルディスクで充分な制動が行われる。

750mmの高さのシートはだれにとっても安心感が高い。高いハンドルと独特のステップ位置でどこにも力が入らないポジションがつくり出されている。

ナビゲーションシステムのGathersM、ETCをはじめ23種類の純正用品でドレスアップされたグラファイトブラックのVT400S。アクセサリーの詳細はここから。

*掲載中の画像はクリックすると拡大表示されます。


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