専用のフロントグリルと車体色のフレッシュライム・メタリックのHYBRID。
既に国内だけで150万台の販売実績をもつ、HondaFITがマイナーチェンジされ、同時に待望のハイブリッド車がラインナップに加わった。Honda独自のセンタータンクレイアウトを活かした、高効率なパッケージング技術による広い室内空間や、多彩なシートアレンジで使い勝手に優れ、同時に高い燃費性能などが好評のFITは、今回のモデルチェンジでは「資質の進化」と「価値の拡大」を目指す。
「FIT」シリーズは、ベースモデルの「13G/13L」の燃費性能や使い勝手を向上させるとともに、上質感とゆとりの性能を与えられた「15X」、走る楽しさを追求した「RS」と、それぞれ個性が強化され、そしてラインアップに「フィットハイブリッド」を追加し、10月8日から発売となった。
1.3Lのベースモデルでも24.5km/Lの高燃費を誇る「FIT」待望のハイブリッド車は、ハイブリッド用バッテリーを荷室下に収めることなどで、「FIT」の特長である居住性やシートアレンジ等の個性をほとんど損なうことなく、また、空力的には不利な車体形状にもかかわらず、細部に専用の工夫が行われ「インサイト」と同様の30km/Lの優れた燃費性能と、気持ちの良い走りを実現したとされる。さらに、Hondaのハイブリッド車の中では最もリーズナブルな159万円からという車両価格も大きな魅力となっている。
新たな「FIT」は、シリーズ全体で月販1万4000台を掲げ、その4割程度がハイブリッドモデルとなるとの予測が立てられていたが、既にハイブリッドだけで10,000台の受注を集めている状況であり、発売以前からのこのモデルへの高い期待がうかがえる。
見慣れたフィットの後ろ姿。Hondaのハイブリッド車最も後方視界に優れる。
お馴染みのフィットのインパネとHYBRID車のインパネが融合した眺め。
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