2010年10月18日月曜日

ストーナー、ホームGPで4年連続優勝を達成。

ロードレース世界選手権第16戦、オーストラリアGP決勝レースが、17日、フィリップアイランドで開催された。


シリーズ終盤になり調子を上げてきている地元オーストラリア出身のケーシー・ストナー(Ducati Team)は、予選でトップタイムをマークし、3年連続のポールポジションからホールショットを決めると、レース序盤からアドバンテージをつくり出し、そのまま圧倒的な速さで優勝。地元でのMotoGPで4連勝を飾った。


また、新チャンピオンのホルヘ・ロレンソ(Fiat Yamaha Team)は、予選2番手からのレースで2位を獲得、今シーズンで14回目の表彰台に上った。3位は、シーズンワーストの8番グリッドのスタートとなり、ニッキー・ヘイデン(Ducati Team)とのバトルを制したバレンティーノ・ロッシ(Fiat Yamaha Team)。


なお、復帰予定だったダニ・ペドロサは雨や強風と厳しい状況となった今回のフリー走行、予選で、自らのコンディションを確認した結果、今回は欠場して残る2戦に備えることとなった。レース終了時でもランキング2位を守るペドロサに、ストーナーが23ポイント差、ロッシが31ポイント差に迫る結果となった。


そして、青山博一は、予選での13番手からポジションアップを狙ったが、スタートからタイヤのグリップが出せず、中盤以降にもペースアップが図れずに13位でゴール。レース後に、「残る2戦、ここまでの経験をいかしてベストリザルトを狙う」と語った。


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1年目のシーズンで怪我を乗り越えて終盤戦を戦う青山博一。残る2戦の活躍に期待したい。(写真提供:本田技研工業株式会社)


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