2011年2月22日火曜日

軽快に、ライトに行きたい。
[もっとカブ110に乗る]


この時期は、意外にバイクに乗るにはやっかいな時期なのである。急に雪が降ったりする日もあり、春のように暖かい日もあったりする。

スーパーカブ110になっても伝統の流れを受け継ぐ「カブ」ならではのスタイル。このスリムさが気にいっている

さて、もうすぐ3月。ハンドルカバーに、ウインドシールドはなんとか付けて、寒さに対向しよう思いながらも、ちょっとためらっているうちに、無事にこの冬を乗り越えることが出来そうである。

ためらっていた理由は、せっかくのカブの軽快さを、寒いから、と言う理由で無くしてしまいたくなかったこともある。ハンドルカバー、ウインドシール ド、さらにはリヤには頑丈なラゲージボックス等々、あると快適、使うと便利な装備は沢山あるのだが、都内の混雑した道や、狭い路地を走るときは言うまでも なく、普段でも軽快な方が良いし、シンプルなカブのスタイルを崩してしまうのも気が引けた。

ハンドルカバーは、最高に暖かい優れものだが、防寒効果の高いモノはハンドル幅の増加をもたらす。測れば僅かなのかも知れないのだが、実際に走っている際は予想外に気になる。

ウインドシールドは、サイズと形状次第では走行風を防ぐだけでなく、整流効果もあるとの話も聞くが、一方で、雨や雪の際のとりわけ夜間走行中にはちょっとやっかいな存在にもなるし、なにより、気に入るデザインのモノが見つからない。

ラゲージボックスは、装備すると便利でつい荷物を積んでしまうのではないかと思っている。ボックスそのものの重量も気になる。付けていなくても自らの体重が災いして、ややリヤのサスがプアな感じもしているので、これ以上重くしたくない。

そう、後ろ回りは軽くしたい。リヤ周り、しかも高い位置に重量物を置くと、操安に悪影響が...なんて言ってるのは僕だけかも。軽快に走りたいなら、己の軽量化を進めろとも言われそうでもある。

斯くして、この冬は、しっかりとしたバイク用の防寒ウエアと、これまたカブで走るにはオーバークォリティー気味なウインターグローブ、足元は先日の最強仕様で固めて乗り切った。そして、ほんの少しの荷物をおさめるためにリヤには汎用のシートバッグを付けて走っている。

もうじき春。期待を込めてそう思いながら、より"軽快に、ライトに"カブ110を走らせるには、なにが良いか、やりたい事が次々と思い浮かび悩んでいるこの頃なのである。
<モリ ヒサシ>


この冬を乗り切った防寒・防水・防振グローブ。カブで使うにはちょっと大袈裟過ぎた。でも、一度も指先が冷たかったことはない

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