2011年2月4日金曜日
サテライトチームのシモンチェリが一番時計をマーク。
MotoGPのライダー中、一際長身のシモンチェリがセパンの3日目のヒーローとなった。
HondaのワークスチームのC.ストーナーとD.ペドロサが相次いでトップタイムを記録した今回のセパンでのMotoGPのオフィシャルテストで、3日目はM.シモンチェリが2'0"757のトップタイムをマークした。
Hondaのサテライトチームであるサン・カルロ・ホンダ・グレシーニのシモンチェリは、特製のカウルが必要になるほどの長身で、ヘルメットを脱いでも個性的なヘアスタイルが特長のイタリアンライダー。
MotoGPで2シーズン目を迎えた彼は、やや苦手にしているこのセパンを最も熱心に走り込んでいた一人でもある。テストの初日から今シーズン向けのRC212Vのポテンシャルに好印象を持っていた彼は、2日間でエンジンとサスペンションともセットアップを重ね、最終日のテストではレースのシュミレーションを行った。
そして、この日のベストタイムをマークし、「新しいマシンにはとても良い可能性を見出すことができて快感を覚えるた。本当に幸せだ」と語った。その個性的な容姿と人なつこそうな性格だけでなく、実力にも大注目したいライダーである。
最終日の2番手はRepsolHondaのC.ストーナーで、2'0"811。一度転倒したにも関わらず素早くペースを取り戻して好調をキープし続けていた。3番手はFiatYamahaの2'0"845はJ.ロレンゾ。チャンピオンは次のテストに向けて順調にマシンのセットアップを重ねていることをアピールした。
そして、青山博一は、この日は2'2"916で7番手のタイムでテストを終了。満足な仕事が出来たと語った。
本日、午後1時30分よりUstream で配信されるHondaのモータースポーツ活動発表会で、ストーナー、ペドロサ、ドビツィオーゾ、青山博一のコメントを聞くことができる。専用のURLは以下。
http://www.ustream.tv/channel/hondamotorsports2011
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