2011年2月28日月曜日

WSB第1戦はドゥカティのC.チェカがダブルウイン

2月27日、フィリップアイランドで、今シーズンのWorldSuperBike選手権の開幕戦が行われた。先週前半に同コースで行われたオフィシャルテストから好調だったC.チェカ(ドゥカティ)は、決勝の2つのレースでスタートからレースを支配して開幕完全優勝を飾った。
また、M.ジアッジ(アプリリア)も、2レースとも2位に入る検討を見せ、レース2では3位にL.ハスラム(BMW),レース2ではM.メランドリ(ヤマハ)が3位に入るものの、63,000人を越える観衆には、チェカとドゥカティの速さばかりが印象に残るレースとなった。

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開幕戦のフィリップアイランドのレース1。スタート直後からリードするC.チェカ#7

2011年2月23日水曜日

Yamaha Factory Racing 2011YZR-M1をお披露目


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新たなカラーリングが施されたYamaha Factory Racingの2011 YZR-M1

2月21日、Yamaha Factory Racingはセパンでの2度めのオフィシャルテストを前に、今シーズンを戦う新型のYZR-M1を発表。ホルヘ・ロレンソ、ベン・スピースの2人のライダー、チームスタッフを加えたプレスカンファレンスを行った。
新たなYZR-M1は、コーポレートイメージカラーのヤマハブルーを基調に、伝統のブロックデザインのホワイトラインが入れられた精悍なグラフィックデザインで、燃料タンクの上部には世界選手権ロードレース参戦50周年を記念するロゴが描かれている。
席上、2010年のMotoGPチャンピオンとなったホルヘ・ロレンソは、「ヤマハで再び新しいシーズンをスタートできることが大変うれしい。昨年のチャンピオンシップでの勝利は信じられないくらい嬉しいが、冬の間もハードに働き続けた日本のエンジニアやチームのメンバーと、このシーズンも成功に向けて戦えると信じている」と語った。
また、昨年のルーキーオブザイヤーのベン・スピースは「ホルヘとここに居られることは感激であり、昨年はこのチームのシートを得るために懸命に働いた。グランプリ参戦50周年の記念の年にチームに加わり共に戦えることは最高の気分だ」とコメントした。ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは22日からの2日間のテストに臨んでいる。

ワールドチャンピオンのJorge Lorenzo(左)とファクトリーチームの新メンバであるBen Spies。

*画像はクリックで拡大表示されます。

2011年2月22日火曜日

軽快に、ライトに行きたい。
[もっとカブ110に乗る]


この時期は、意外にバイクに乗るにはやっかいな時期なのである。急に雪が降ったりする日もあり、春のように暖かい日もあったりする。

スーパーカブ110になっても伝統の流れを受け継ぐ「カブ」ならではのスタイル。このスリムさが気にいっている

さて、もうすぐ3月。ハンドルカバーに、ウインドシールドはなんとか付けて、寒さに対向しよう思いながらも、ちょっとためらっているうちに、無事にこの冬を乗り越えることが出来そうである。

ためらっていた理由は、せっかくのカブの軽快さを、寒いから、と言う理由で無くしてしまいたくなかったこともある。ハンドルカバー、ウインドシール ド、さらにはリヤには頑丈なラゲージボックス等々、あると快適、使うと便利な装備は沢山あるのだが、都内の混雑した道や、狭い路地を走るときは言うまでも なく、普段でも軽快な方が良いし、シンプルなカブのスタイルを崩してしまうのも気が引けた。

ハンドルカバーは、最高に暖かい優れものだが、防寒効果の高いモノはハンドル幅の増加をもたらす。測れば僅かなのかも知れないのだが、実際に走っている際は予想外に気になる。

ウインドシールドは、サイズと形状次第では走行風を防ぐだけでなく、整流効果もあるとの話も聞くが、一方で、雨や雪の際のとりわけ夜間走行中にはちょっとやっかいな存在にもなるし、なにより、気に入るデザインのモノが見つからない。

ラゲージボックスは、装備すると便利でつい荷物を積んでしまうのではないかと思っている。ボックスそのものの重量も気になる。付けていなくても自らの体重が災いして、ややリヤのサスがプアな感じもしているので、これ以上重くしたくない。

そう、後ろ回りは軽くしたい。リヤ周り、しかも高い位置に重量物を置くと、操安に悪影響が...なんて言ってるのは僕だけかも。軽快に走りたいなら、己の軽量化を進めろとも言われそうでもある。

斯くして、この冬は、しっかりとしたバイク用の防寒ウエアと、これまたカブで走るにはオーバークォリティー気味なウインターグローブ、足元は先日の最強仕様で固めて乗り切った。そして、ほんの少しの荷物をおさめるためにリヤには汎用のシートバッグを付けて走っている。

もうじき春。期待を込めてそう思いながら、より"軽快に、ライトに"カブ110を走らせるには、なにが良いか、やりたい事が次々と思い浮かび悩んでいるこの頃なのである。
<モリ ヒサシ>


この冬を乗り切った防寒・防水・防振グローブ。カブで使うにはちょっと大袈裟過ぎた。でも、一度も指先が冷たかったことはない

BRDからカブ110プロ用マフラー発売

「カブに驚きの動力性能を!静かで遅くない!」を狙って開発され、今年もさらなる高みを狙っての開発にも余念がないBRDから、スーパーカブ110プロ専用モデルのマフラーが発売されている。

[caption id="attachment_178" align="alignnone" width="480" caption="静かで速いBRDマフラーで、タフなカブ110プロも高性能に"][/caption]

本格的なビジネスユース向けのタフな装備や、バーハンドルが特長のカブ110プロだが、実は、スタンダードモデルのカブ110にも増してカスタマイズに適したモデルとしてファンには人気の一台。最近は巷でもよく見かけるようになった。

そこで、BRDも専用マフラーの開発と販売に踏み切ったのだが、相変わらず、スーパーを越えたウルトラ性能をこのカブ110プロにもたらすことに成 功している。"プロ"は14インチタイヤが標準装備のために、スタンダード用とは異なるディメンションと専用センタースタンドストッパーを採用している が、さらにエキゾースト部を1mmの厚板化が図る等も行われより耐久性も増している。

マフラー全体が、専用の304SAS(ステンレス)で、エキゾースト部以外は軽量化をねらって0.8mmの板厚で、総重量は2050g。因みにノーマルに対して1kg軽量でもある。

もちろん、触媒も内蔵しており排ガス対策も行われ、近接騒音は規制値の90dbを9dbも下回る81db。加速騒音も73dbと静かさも特長。アフターマーケットのマフラーに多い消音部にグラスウールを使用したものとは異なり、消音部もステンレスで作られていて経年変化がないのも大きな魅力である。

[caption id="attachment_179" align="alignnone" width="480" caption="価格は¥44,100(税込)。オプションでノーマルヒートガード取り付けアンカーナット¥3,150(税込)も用意されている"][/caption]

カブ110プロのカスタマイズは、まずBRDのマフラーとエアBOXを装備してその性能を実感することから始めてはいかがだろうか。

詳しくは、www.brd.co.jp/index/index2.htmlから。また、スタンダードモデル用のマフラーとエアBOXの詳細は、ここでもご覧いただける。

2011年2月13日日曜日

JRPA(日本レース写真家協会)40周年写真展のご案内

今年、創立40周年を迎える日本レース写真家協会(JRPA)は、「モータースポーツに魅せられて」をテーマに、これまでの40年間に、日本のレース写真界を代表する協会メンバーが、世界中で撮影したレースシーンが多数展示される写真展を行う。

協会メンバーであるプロの写真家たちが、自ら厳選し展示される作品の数々は、見る者にとって雑誌や広告等でお馴染みの懐かしいシーンや、あるいはこれまで公開されたことのないカットもあるとのこと。

場所は、東京、大阪のキヤノンギャラリーにて、会期は以下の通り。撮影したカメラマンも期間中には開場に詰めていることもある。モータースポーツファン必見の写真展である。

2011年2月12日土曜日

JRPA(日本レース写真家協会)40周年写真展のご案内。

今年、創立40周年を迎える日本レース写真家協会JRPAは、「モータースポーツに魅せられて」をテーマに、これまでの40年間に、日本のレース写真界を代表する協会メンバーが、世界中で撮影したレースシーンが多数展示される写真展を行う。


協会メンバーであるプロの写真家たちが、自ら厳選し展示される作品の数々は、見る者にとって雑誌や広告等でお馴染みの懐かしいシーンや、あるいはこれまで公開されたことのないカットもあるとのこと。


場所は、東京、大阪のキヤノンギャラリーにて、会期は以下の通り。撮影したカメラマンも期間中には開場に詰めていることもある。モータースポーツファン必見の写真展である。


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「モータースポーツに魅せられて」日本レース写真家協会40周年写真展
開催場所:キャノンギャラリー銀座
会期:2月24日(木)〜3月2日(水)
開場時間:10:00〜19:00(最終日15:00まで)日、祝日休館
会場住所:〒104-0061 東京都中央区銀座3-9-7 トレランス銀座ビルディング1F
電話:03-3542-1860


開催場所:キャノンギャラリー梅田
会期:4月7日(木)〜4月13日(木)
開場時間:10:00〜18:00(最終日15:00まで)日、祝日休館
会場住所:〒530-8260 大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビル B1F
電話:06-4795-9942


日本レース写真家協会 事務局:東京都港区六本木5−14−192F
TEL:03-3587-2073 FAX:03-3587-2897
E-mail : jimukyoku@jrpa.orgURL : http//www.jrpa.org

2011年2月11日金曜日

Honda ジュネーブショーにEVコンセプトとPlug-in HYBRIDを出展。



Fit EV Concept



Hondaは、"ゼロ・エミッションへの道"をテーマに、3月1日から始まるジュネーブショーに、国内では昨年末に"次世代パーソナルモビリティーの実証実験計画"の公表の際に展示されていた、EVコンセプトモデルと、Plug-in HYBRID車のためのプラットホームを出展する。

EVコンセプトモデルであるFit EVは、2012年に日本とアメリカでのデビューが予定され、大都市や近郊で日常的に通勤等の使用されるコミューターとしての機能を満たすもので、人気のFIT(ヨーロッパではJazz)がベースで3種類の走行モードが特長とし、1充電あたり160kmの走行が可能といわれる。

また、今回、展示されるホンダの次世代のプラグインハイブリッド車用のプラットホームは、2モーターのハイブリッドシステムを採用した中型車のセダンに向けで、専用開発の高効率・低燃費なエンジンと2つの高出力モーターを組み合わせ、「モーター走行」「ハイブリッド走行」「エンジン走行」の3つのモードでの走行が可能とされ、やはり2012年のデビューを目指すもの。



Plug-in HYBRID Platform

2011年2月8日火曜日

2011AMA SX。J.スチュアートがシーズン3勝目。

毎年、年明け早々に開幕するのがAMA スーパークロス。今シーズンは1月8日にアナハイムでキックオフし、2月5日、シリーズ第5戦が今年2度目の開催となるアナハイムのエンジェル・スタジアムで行われ、サンマヌエルヤマハのJ.スチュアートが早くも3勝目を挙げた。

45,050人の大観衆が見守る中、スチュワートはスタート直後の第1コーナーからレースをリード。リズムセクションへのアプローチなどでライバルたちとの差を広げ、そのままトップをキープ。最初にチェッカーフラッグを受けた。

昨年一年を怪我で棒に振ったスチュワートは、開幕戦では3位、第2戦では優勝、第3戦は2位、そして第4戦に続き今回も優勝を果たし、アナハイムでの9度目の勝利とともに、自身の40勝目を飾った。

また、ライダーランキングでも、117ポイントでトップをキープ、2番手のR.ビロポート(Kawasaki)、3番手のC.リード(Honda)を着々と引き離している。1月、2月は毎週末にレースが行われるシリーズは、5月7日の第17戦目にあたる最終戦に向けてまだ開幕したばかり。

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ほぼ1シーズンぶりにレースを再開したJ.スチュアート。今期は開幕から絶好調

2011年2月7日月曜日

タコメーターを装備したシグナスX XC125SR。



その気にさせるアナログ式タコメーターと、液晶画面の照明色が3色(ホワイト・オレンジ・グリーン)から選べるデジタル式スピードメーター。

Yamahaから、スポーティーなスタイルとカラー、装備が好評の125ccスクーター「シグナスX XC125SR」が、2011年モデルとされ2月25日から発売される。

新たな「シグナスX XC125SR」は、スポーツ心をくすぐるアナログ式タコメーターを新装備して、スポーティーさをアピール。さらに3色の液晶画面の照明色を選べるデジタル式スピードメーター、二人乗り走行時の快適性に配慮した折りたたみ式のタンデムステップ、スモーク調の立体エンブレムを新たに装備し、グラフィックも変更されている。

また、このモデルは「シグナスX XC125」をベースに、リアサスペンションへのイニシャル調整機構追加とスプリングのレッド化、前輪ブレーキキャリパーのレッド化、スポーティー感を強調する車体色とグラフィック、など専用装備を施したバージョンであり、製造はヤマハモーター台湾で行われている。

また、同じ125ccスクーターながら、最も安価で経済性に優れた「アクシスストリートXC125E」も、新たに2色が追加となり4色の車体色展開とされ、2月15日から新発売される。



シグナスX XC125、このビビッドレッドメタリック5の他に3色の車体色が用意される。メーカー希望小売価格は¥320,250(消費税込み)



アクシスストリートXC125E。新色のディープパープリッシュブルーメタリック。メーカー希望小売価格は¥220,500

2011年2月5日土曜日

「フィット シャトル」ホームページで先行公開。

Hondaは、3月に発売を予定している新型コンパクトカー「フィット シャトル」に関する情報を、本日(2月4日)よりHondaのホームページで先行公開した。

「フィット シャトル」は、フィットで構築したHonda独創のパッケージングテクノロジーである「センタータンクレイアウト」の採用で、コンパクトなボディながら、広い室内空間や大容量のラゲッジスペースが実現されている。

また、優れた燃費性能に加え、上質でしなやかな乗り心地や静粛性などの快適性も備え、コンパクトカーの新しい価値を提案するモデル。ガソリン車に加え、コンパクトステーションワゴンクラスでは初となるIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)システム搭載のハイブリッド車も投入される。

ホームページでは、新型コンパクトカー「フィット シャトル」に関する情報が、今後順次公開される予定。先行情報ページのアドレスは以下。
http://www.honda.co.jp/FITSHUTTLE/new/

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Honda、今シーズンのモータースポーツ活動を発表。

2月4日、Hondaは青山本社ビルにて「2011年Hondaモータースポーツ活動発表会」を行い、その模様をUstreamで配信した。


なお、モータースポーツ活動の概要については、以下から。
http://www.honda.co.jp/news/2011/c110204.html

2011年2月4日金曜日

「2011年Hondaモータースポーツ活動発表会」配信中。(配信終了)

Honda青山本社ビルで開催されている「2011年Hondaモータースポーツ活動発表会」がUstreamで配信中です。
以下でご覧下さい。



Streaming Video by Ustream.TV

サテライトチームのシモンチェリが一番時計をマーク。



MotoGPのライダー中、一際長身のシモンチェリがセパンの3日目のヒーローとなった。

HondaのワークスチームのC.ストーナーとD.ペドロサが相次いでトップタイムを記録した今回のセパンでのMotoGPのオフィシャルテストで、3日目はM.シモンチェリが2'0"757のトップタイムをマークした。

Hondaのサテライトチームであるサン・カルロ・ホンダ・グレシーニのシモンチェリは、特製のカウルが必要になるほどの長身で、ヘルメットを脱いでも個性的なヘアスタイルが特長のイタリアンライダー。

MotoGPで2シーズン目を迎えた彼は、やや苦手にしているこのセパンを最も熱心に走り込んでいた一人でもある。テストの初日から今シーズン向けのRC212Vのポテンシャルに好印象を持っていた彼は、2日間でエンジンとサスペンションともセットアップを重ね、最終日のテストではレースのシュミレーションを行った。

そして、この日のベストタイムをマークし、「新しいマシンにはとても良い可能性を見出すことができて快感を覚えるた。本当に幸せだ」と語った。その個性的な容姿と人なつこそうな性格だけでなく、実力にも大注目したいライダーである。

最終日の2番手はRepsolHondaのC.ストーナーで、2'0"811。一度転倒したにも関わらず素早くペースを取り戻して好調をキープし続けていた。3番手はFiatYamahaの2'0"845はJ.ロレンゾ。チャンピオンは次のテストに向けて順調にマシンのセットアップを重ねていることをアピールした。

そして、青山博一は、この日は2'2"916で7番手のタイムでテストを終了。満足な仕事が出来たと語った。

本日、午後1時30分よりUstream で配信されるHondaのモータースポーツ活動発表会で、ストーナー、ペドロサ、ドビツィオーゾ、青山博一のコメントを聞くことができる。専用のURLは以下。
http://www.ustream.tv/channel/hondamotorsports2011

モンキー・リミテッド発売。

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メーカー希望小売価格は¥299,250(税込)。受注期間は2月3日〜3月10日まで。

Hondaから、50ccのレジャーモデル「モンキー」にブラックで統一したカラーリングや特別装備を施した「モンキー・リミテッド」が受注期間限定で発売される。

一昨年のモデルチェンジで電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を奢られたエンジンや、コンパクトで可愛らしいデザインのボディーはそのままだが、今回のモンキー・リミテッドは、従来の赤を基調とした車体色からブラックの専用色を採用するとともに、チェック柄のシートやクロームメッキ仕上げの前・後フェンダーなどの専用装備が施された特別な仕様となっている。

2011年2月3日木曜日

セパンの2日目、今度はペドロサがトップタイム。

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この日の主役はD.ペドロサ。コースインから早々に好タイムを記録した

セパンではHonda勢が絶好調である。2月2日のMotoGPクラスのオフィシャルテストでは、D.ペドロサが2'0"770のトップタイムをマークした。

この日のペドロサは、新たなエンジンとシャーシ、リヤショックを積極的にテストし、コースインから僅か数ラップで、昨日のストーナーのタイムを上回るタイムをたたき出した。まだ肩が完全でないことを自覚しながら、意識してトップタイムを狙ったのではなく、テスト最終日は新旧の2台のマシンをテストすると語った。

新しいフロントフォークとよりソフトなタイヤを試したC.ストーナーは、2'1"434の2番時計をマークしたが、タイヤのポテンシャルを最大限に引き出せなかったと語る。さらに、A.ドビツィオーゾも好調で、新旧のフロントフォークを試しながらも2'1"512の4番時計をマークして、今日の仕事に満足しているとコメントした。

また、青山博一は2'1"534の6番目のタイムをマーク。マシンのセットアップが着実に進んでいる様子を見せた。なお、YamahaのB.スピースは3番手。J.ロレンソは7番手のタイムに終わっている。

さて、明日、2月4日は、レプソル・ホンダの3名のライダーと青山博一も参加するHondaの今年のモータースポーツ活動発表会、午後1時30分よりUstream で配信される。 専用のURLは以下。

http://www.ustream.tv/channel/hondamotorsports2011

2011年2月2日水曜日

C.ストーナー、セパンの初日にトップタイム。

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セパンでのオフィシャルテストの1日目を制したストーナー。


2月1日から開始されたセパン(マレーシア)でのMotoGPのオフィシャルテストの1日目、Repsol HondaのC.ストーナーが、2'01"574のトップタイムをマークした。


この日はドライコンディションで、気温32℃、路面温度は45℃の条件の中、ストーナーは、5.548kmのこのコースでも、昨年11月のバレンシアでのテストに続いてのトップタイムを記録した。「バイクに馴れるのに少し時間がかかったが、気持ち良く走ることができた。気になっていたチャタリングもリヤのエンジンブレーキを効かせたことで解決出来たように思う」と語り、残る2日間のテストに向けて好調ぶりをアピールした。


2番手は、FiatYamahaのJ.ロレンソ。3番手には肩の怪我からが回復しつつあるD.ペドロサでタイムは2'2"024。2日目からの新しいエンジンのテストを楽しみにしているとコメント。NewシャーシのRC212VをテストするA.ドビツィオーゾは8番手。ハードタイヤでのテストの結果に満足していると語った。また、青山博一は2'2"483の7番手のタイムをマークしていた。

2011年2月1日火曜日

Repsol Honda 今シーズンの体制を発表。

2011年仕様のHondaRC212V。


1月31日、Repsol Hondaは2月1日からのセパンでのオフィシャルテスト参加を前に、マレーシア・クアラルンプールでチーム体制を発表した。


発表会では、ダニ・ペドロサ、アンドレア・ドビツィオーゾ、ケーシー・ストーナーの3名のライダーとチームメンバー、2011年向けのRC212Vが披露され、ペドロサが昨年の怪我から順調に回復中であること、ドビツィオーゾがニューシャーシのマシンをテストすること、ストーナーのテストの印象、憧れだったM・ドゥーハンと同じレーシングレザーが着られる事への喜びのコメント等が紹介された。


また、レプソルとのスポンサー契約が2012年まで継続されたことも発表され、HRCの中本副社長が、2011年はチームがこれまでより強力であり、90年代と同様に3名のワールドチャンピオン経験者でタイトルを獲得を目指すことを発表した。Hondaは2006年以来のタイトル奪還に向けて久々に最強の体制でシーズンに臨む。


左からHRC中本副社長、ストーナー、ペドロサ、ドビツィオーゾとRC212V。


Yamahaの ロードレース世界選手権参戦50周年記念ロゴとWebサイト。

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Yamahaは、ロードレース世界選手権初参戦から50周年目の今シーズン、それを記念したロゴデザインと関連の活動を発表した。このロゴマークは、ファクトリーマシンのYZR-M1の燃料タンクや、今シーズンを戦うホルヘ・ロレンツォとベン・スピースのチームウエアにも表示される。


Yamahaの初参戦は、1961年のフランスGP。野口種晴、伊藤史郎と共に世界に挑戦を開始した。なお、Yamahaのロードレース世界選手権での活動や懐かしいシーンが専用のWebサイトで明日から公開される。

なお、専用Webサイトは、今シーズン一杯更新され、その間、様々な歴史やそれにまつわるストーリー、多くの関係者のメッセージやインタビューが展開される予定。

専用Webサイトは以下からご覧下さい。

http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/sports/race/wgp-50th/