2011年1月13日木曜日

2011ダカールラリー1月12日、アンデス越えの第10ステージ。

1月12日、ダカールラリーの第10ステージが行われた。この日は、チリのコピアポをスタートして、南米大陸の西側のそって南北7500kmにわたる世界最大の山脈であるアンデス山脈を越え、リエゾン504km、SS176km、リエゾン183kmを走りアルゼンチンのチレシトに至るロングステージ。2輪、4輪を問わず、その距離と過酷さに多くのエントラントが苦しめられた長い1日となった。


2輪は、総合トップのM.コマ(KTM)が"この日は最も難しく厳しい1日だ"と言いながらもトップタイムでSSを終えた。2番手はナビゲーションのミスを犯しながらもやはりKTMのC.デプレ。3番手には多くのライダーが迷ったワジからミスコースでのロスを取り戻したF.ルーベン(KTM)が入った。総合でコマのリードは18分以上となり、優勝にむかって着実に近づいている。


4輪では、G.ド・ビリエ(VW)がトップタイムをマーク。珍しく、2番手、3番手をBMW勢が占めたが、このクラスも総合トップのN.アルアティア(VW)がこの日は4番手ながらも着実の守り抜いている。2日前に首位を奪われたC.サインツは5番手に終わり、勝利が厳しいことを認めている。


チームランドクルーザー(トヨタ車体)の三橋淳は21位。寺田昌弘は33位で頑張っており、
菅原親子も善戦を続けており、菅原照仁が9位、菅原義正は11位につけている。


この日のダイジェスト映像は以下。より詳しい情報はパリダカ日本事務局、最新情報はwww.dakar.comから。チームランドクルーザー(トヨタ車体)の活躍はhttp://www.toyota-body.co.jp/dakar/index.html、日野チームスガワラの情報はhttp://www.teamsugawara.jp/jp/pd11/index.htmlから。


2011年1月12日水曜日

2011ダカールラリー1月11日、第9ステージ。

1月11日のチリ国内での最後のステージは、チリ北部アカタマ州の州都コピアポを周回するステージ。当初の235kmから208kmへとさらに短縮されたショートステージで、伝統の横一列の一斉スタートの日でもある。


朝8時30分のバイクとクァドの一斉スタートから、僅か3時間06分56秒後には、今回のダカールラリーで初めてのトップタイムをマークしたアメリカのJ.ストリートがゴールし、2番手はベルギーのF.バフォーベン。


このクラスをリードするKTM勢は、ショートステージでのリスクに挑むことなく、7番手でC.デプレ、9番手にM.コマが余裕のゴールを迎えた。


一方、4輪ではC.サインツが2時間14分39秒のトップタイムをたたきだし、前日の劇的な逆転劇で総合トップに立ったN.アルアティア、G.ド・ビリエのVW勢が上位を独占。


この日はショートステージであるために、サポート部隊は休息日についでメンテナンスに没頭できる。ここまでにトップから1時間以上の致命的な遅れを作ってしまったS.ペテランセルも、悩まされていたオーバーヒート対策が完了し残るステージに再度挑戦し続けることができるとのこと。


日本からの三橋、寺田のトヨタ車体チームも健在、カミオンクラスの菅原親子も順調にこの日を終えている。


この日のダイジェスト映像は以下。より詳しい情報はパリダカ日本事務局、最新情報はwww.dakar.comから。


新型「シビック Si /シビック コンセプト」デトロイトショーで初公開。

CIVIC TYPE R/TYPE R EURO、INTEGRA TYPE Sの面影を何処かに残しながらよりスポーティーなイメージとなった「シビック Si コンセプト」


現地時間1月10日、Hondaは、米国ミシガン州デトロイトで開催中の2011年北米国際自動車ショー(デトロイトショー)で、新型「シビック」のクーペタイプとセダンタイプのデザインコンセプトモデルを世界初公開した。


「シビック Si コンセプト」(スポーツクーペ)と「シビック コンセプト」(セダン)は、北米で2011年春からの販売を予定している次期シビックのデザインの方向性を示すコンセプトモデルで、9代目となる新型シビックはクーペ、セダン共にモノフォルムで塊感のあるボディに、躍動感や力強さを表現したエクステリアデザインとするとともに、快適な居住空間を実現したとされる。


また、次期シビックシリーズにはガソリン車、リチウムイオンバッテリー搭載のハイブリッド車、天然ガス車など、様々なニーズに対応するために複数のタイプが設定となる。


CIVIC Si CONCEPT

CIVIC Si CONCEPT

CIVIC CONCEPT

CIVIC CONCEPT


2011年1月11日火曜日

2011ダカールラリー後半戦がスタート。

全9500キロの総走行距離のうち、前半の1月7日までに約4600キロを走破したダカールラリーの参加者たちは、1月9日、休息日を過ごしたアリカを離れ、チリ太平洋岸を南下するルートを辿って、残る5000キロと7つの競技区間への挑戦を開始した。


この日のルートは、前半の最後の二日間でビバーク到着が大きく遅れる参加者が続出したため、ラリー中最長の予定であった630キロのSSが、スタートからの273キロに短縮され、残りはリエゾンとされた。そして、後半戦最初のSSで新しいドラマが生まれた。


2輪にニューヒーローが誕生したのだ。休息日のビバーク地を訪れたチリ大統領の激励を受けた地元のF.ロペス(アプリリア)がその人。トップをひた走るKTM勢を抑え、短縮されたSSで3時間29分45秒の初めてのトップタイムをマークした。


総合では、この日3番手のM.コマ(KTM)の首位は変わらず、この日2番手のC.デプレ(KMT)が続きKTM勢は堅調を維持している。


一方、4輪ではこの日はN.アルアティア(VW)がトップタイムをマークして、総合トップのC.サインツが2番手。前半で、14分の差をつけられ得意の砂漠区間での挽回が期待されていたS.ペテランセルは、この日も生彩を欠いて4位。サインツには総合時間でも21分差となってしまう。


日本勢はこの日も善戦し、三橋淳は14番手に上昇。寺田昌弘は38番手につけている。そして、カミオンクラスの菅原親子はもちろん健在。菅原照仁は11番手。菅原義正は14番手でこの日を終えている。


この日のダイジェスト映像は以下。より詳しい情報はwww.paridaka-info.com、最新情報はwww.dakar.comから。


2011年1月8日土曜日

2011ダカールラリー前半を終了。

現地時間の1月7日、スタートから6つのステージ終えて、2011ダカールラリーも前半を終了した。序盤のアルゼンチンでのステージは、ピストが主体のWRCにも使われたハイスピードなルートが見られたが、チリに入り、この2日間を過ごした難関のアタカマ砂漠ではルートファインディグと砂漠を走破するテクニックが要求されるダカールラリーを象徴するルートとなってきた。


4輪では、序盤からラリーのリーダーとなったフォルクスワーゲンのC.サインツが、WRCでの経験とダカールでの2度の優勝経験、そしてなにより最新のワークスマシンの性能をアドバンテージに、同じフォルクスワーゲンのN.アルアティアを従えて首位をひた走ってきた。しかし、アタカマ砂漠に入り、2輪、4輪を通じてダカールでの豊富な経験と砂漠の走りを知り尽くしたBMWのS.ペテランセルが追い上げてきている。


一方、2輪でも首位はM.コマ、2番手はC.デプレのKTM勢がリードを維持し、アプリリアのF.ロペスが3番手、ヤマハのH.ロドリゲスが4番手で追う展開が続いている。


日本から参加しているトヨタ車体の2台は、序盤で燃料系のトラブルに見舞われながらも、三橋淳は16位にポジションを上げ、チームメイトの寺田昌弘も38位で頑張っている。そして、
日野チームスガワラの2台のカミオンも健在。カマズ、タトラ、マンといったモンスターカミオンに混じって、菅原照仁は11位に、鉄人・菅原義正は13位に付けている。


この日でラリーは前半を終了し、1月8日は1日限りのレストデイになる。1月9日からの後半のダカールラリーからも目が離せない。


現地からのダイジェスト映像は以下。詳細の情報や映像は、www.paridaka-info.com またはwww.dakar.comから。


「東京オートサロン2011withNAPAC」が開催される。

今年も新年最初のビッグイベント、「東京オートサロン2011withNAPAC」が、1月14日(金)〜16(日)、幕張メッセで開催される。この日本最大のドレスアップカーの祭典は、この数年、出展車両数が増加中で、361の企業、学校、団体から前回を上回る640台の車両の展示が予定されている。今回も、一層の盛り上がりを見せそうな気配である。
なお、最新情報やチケット購入等はhttp://www.e-autosalon.net/から。


【開催概要】
●名称:TOKYO
AUTO SALON 2011 with NAPAC 東京オートサロン2011with NAPAC
(http://www.e-autosalon.net/)
●会期:1月14日(金)  09:00〜18:00(業界&報道関係者ご招待日)
                     13:00〜18:00(一般特別公開)
    1月15日(土)  09:00〜18:00(一般公開日)
    1月16日(日)  09:00〜17:00(一般公開日)
●会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)(http://www.m-messe.co.jp/)
    国際展示場ホール1〜8・イベントホール
    千葉県千葉市美浜区中瀬2−1
●入場料
日 程         開催時間                  前売り(共通)      当日売り       
1月14日(金) 13:00〜18:00   ¥2,500        ¥3,000(共通)
1月15日(土) 09:00〜18:00   ¥1,700        ¥2,000(大人)
1月16日(日) 09:00〜17:00               ¥1,500(中高生)

*ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、サークルKサンクス、イープラス、
 チケットぴあ、オートサロン公式ホームページにて販売。
*小学生以下無料(但し、保護者同伴に限る)

●展示概要
・チューニングやドレスアップのための新製品及び新技術の発表展示。
・ドレスアップやアクセサリーなどのパーツを装着した車両展示、販売。
・チューニング新技術を搭載した車両展示、販売。
・自動車関連のゲームやアフターパーツ、モータースポーツグッズなどの展示、販売。
・コンプリートカー、市販車両の展示、販売。
●主催:東京オートサロン事務局(TASA)
    TEL(03)3461−9885 FAX(03)3461−9882
    〒150−0021東京都渋谷区恵比寿西1−7−4−5F
    株式会社サンズ内
●競技:NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)
●後援:千葉県、千葉市、株式会社三栄書房、株式会社イデア
    NPO法人オプションランド国際交流会(順不同)
●協賛:グランツーリスモ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、
    ヤマハ発動機販売株式会社
●特別協力:幕張メッセ
●協力:ASEA事業部、JAWA事業部、JASMA

2011年1月6日木曜日

2011ダカールラリー 最新情報

今年もダカールラリーが始まった。ダカールというブランド名をそのまま南米大陸に持ち込んで3回目の大会となる今回、リーマンショックの影響で減少した参加者も再び戻り、バイクは180台、クアッドが32台、4輪は140台、カミオン(トラック)が67台と"ダカールラリー"は相変わらずオフロード界きってのマンモスイベントである。


今年も、1月1日にアルゼンチン・ブエノスアイレスをスタート。アルゼンチン国内を北西から北北西に移動しながらチリに入り、アタカマ砂漠を経て、最北部の港湾都市アリカを経由し太平洋岸を南下。再びアルゼンチンに入り、ゴールのブエノスアイレスに戻る16日間約9000キロのラリーレイドである。


日本からは、トヨタ車体から2台のランドクルーザー、そしてカミオンクラスには同クラスへの挑戦20回目にあたる、お馴染み日野チーム菅原の2台が参加する。残念ながら2輪の日本人参加者はなく、日本人参加者や企業が最もダカールから遠のいてしまった昨今、今回も参加するこの2つのチームは賞賛に値する。


また、2輪には、ダカールラリーの長い歴史で常にトップチームだったフランスヤマハが久々に本格参戦し、KTMやBMWとこのクラスの常連のワークスチーム、シェルコやアプリリアといった新しいライバルチームと上位を争うことになりそうだ。一方、4輪はフォルクスワーゲンとBMWの一騎打ちとなりそうだ。


既に、現地ではチリに入る第4ステージが終了。2輪ではKTMのM.コマ が総合1位にたち、同じくKTMを駆るC.デプレが2位。3位にはアプリリアのF.ロペス。それをBMWのP.ゴンカルベス、ヤマハのH.ロドリゲスが追う展開。また、4輪はVWのC.サインツがトップで2番手も同じVWのN.アルアティヤ、それをBMWのS.ペテランセルが追っている。トヨタ車体チームの三橋淳は29位、寺田昌弘は59位。倍以上の排気量のモンスターカミオンに10L以下のエンジンで立ち向かうチーム菅原の菅原義正は28位、菅原照仁は22位に付けている。


現地からのダイジェスト映像は以下で、さらにそれ以前の情報や映像はwww.paridaka-info.com/w/またはwww.dakar.comから見ることが出来る。