フレームを中心に大幅な変更が行われたYZ250F。車体色はディープパープリッシュブルーソリッド1
ヤマハ発動機株式会社は、モトクロス競技専用モデル、YZシリーズの2012年国内仕様モデル6機種(YZ450F,YZ250F,YZ250,YZ125,YZ85LW,YZ85)を2011年7月29日より順次発売することを発表した。
中でも、国内で人気の高い「YZ250F」では、ピストンまわりの軽量化、吸排気系仕様変更、新設計フレーム採用、サスペンション仕様変更などの大幅な変更を行い、エンジンの中高速域と旋回性能を向上させている。
「YZ450F」についても、F.I.セッティング変更、サスペンション仕様変更などを施し乗車感を向上が行われた。両モデルともディープパープリッシュブルーソリッド1(ブルー) とパープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト) 2色の設定で、(ホワイト)ゴールドチェーン標準装備は、受注期間限定での発売となる。
水冷2ストロークエンジン搭載のYZ各機種(250cc、125cc、85cc)は、シリーズ共通の2012年グラフィックを採用、基本性能は現行モデル同様とされる。 また本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」で販売される。
また、メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下。YZ450F:871,500円 ホワイトは882,000円/YZ250F:677,250円 ホワイトは687,750円。YZ250:661,500円/YZ125:567,000円/YZ85LW 346,500円/YZ85 336,000円。
予約期間はYZ250F/450Fは6月21日〜11月30日。ホワイト車は6月21日〜8月31日。2ストエンジンのYZシリーズは6月21日〜9月30日。シリーズ合計の国内販売計画は500台とされる。
YZ250Fのパープリッシュホワイトソリッド1カラー車はゴールドチェーンを装備する。YZ450Fも同様
YZ450FではF.Iのセッティング変更、前後サスペンションの小変更が行われた
2012モデルYZ250F(YZ450F)日本仕様車主要諸元 全長×全幅×全高:2,164×825×1,307mm(2,195×825×1,310mm)
シート高:992mm(997mm)
軸間距離:1,468mm(1,487mm)
最低地上高:103kg(111kg)
原動機種類:水冷4ストロークDOHC5バルブ( -- )
気筒数配列:単気筒( -- )
総排気量:249cm3(449cm3)
内径×行程:77.0×53.6mm(97.0×60.8mm)
圧縮比:13.5:1(12.5:1)
始動方式:キック式( -- )
潤滑方式:強制圧送ドライアサンプ( -- )
エンジンオイル容量:1.2L(1.2L)
燃料タンク容量:6.4L(6.2L)
燃料供給:キャブレター(フューエルインジェクション)
点火方式:CDI・コンデンサ放電式(TCI・フルトランジスタ式)
1次減速比/2次減速比:3.353/3.923(2.652/3.769)
クラッチ形式:湿式多板( -- )
変速装置/変速方法:常時噛合式5段/リターン式( -- )
変速比:1速/2.143 2速/1.750 3速/1.444 4速/1.222 5速/1.042(1速/1.922/2速 1.533/3速 1.278/4速 1.091/5速 0.952)
フレーム形式:セミダブルクレードル( -- )
キャスター/トレール:27°15′/122.3mm(27°00′/119mm)
タイヤサイズ(前):80/100-21 51M(80/100-21 51M)
(後):100/90-19 57M(110/90-19 62M)
制動装置形式(前):油圧式シングルディスク( -- )
(後):油圧式シングルディスク( -- )
懸架方式(前):テレスコピック( -- )
(後):スイングアーム/リンク式( -- )