2009年11月28日土曜日

ヤマハ、「Y.C.A.T.」搭載の「LEXAM」をベトナムで発表。


ヤマハ発動機株式会社は、11月26日、ベトナムでのディーラーミーティングにおいて、独自の小型CVT機構「Y.C.A.T.」を搭載する115ccのモペット型二輪車を出品。 2010年モデルとして市場に導入することを発表した。

 「Y.C.A.T.」は、先頃の東京モーターショーにも出品された新技術で、スクーターでは実績があるCVTを大幅に小型化したもの。エンジン側と後輪軸間に連結されていた変速ベルトをエンジン内に組み込むことで、従来の変速機と同等のスペースにCVT機構を収納することができ、それによりモペット型二輪車の外観のままオートマチック化が可能となる。


 ASEAN5カ国での二輪需要は1000万台規模ともいわれ、17インチタイヤと変速機を備えることから、その走行性能と実用性、安心感からモペット型二輪車は人気があり、市場の6割を占める。昨今は、1台のモペット型二輪車を家族で共用するケースが増え、オートマチック化への要望も高まってきたとされる。
ASEAN市場ではこの「Y.C.A.T.」の登場を皮切りに、モペット型二輪車のオートマ化が加速中である。

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