2010年10月30日土曜日

「第14回カフェカブミーティングin青山」が開催される。

来る11月7日(日)、Honda青山ビル1階のショールーム<Hondaウェルカムプラザ青山>で、「第14回カフェカブミーティングin青山」が開催される。このイベントは、1年に1回、スーパーカブのオーナー達が集い、交流を深めることを目的に1997年から毎年開催されている。


今回は、恒例となっている「スーパーカブコンテスト」の参加者による人気投票や、スーパーカブのデザインを手がけたデザイナーの川和さん、渡邊さんが参加する「バイクフォーラム」、また昨年の東京モーターショーに出品されたコンセプトモデル・EV-Cubの特別展示などが行われる予定。


今人気の「スーパーカブ110」のユーザー、歴代の「Cub」ファン、感心がある方々は是非来場をのみならず、世界の名車「Cub」の今を見て、知ることができるイベントでもありバイクファン必見のイベントである。


「第14回カフェカブミーティングin青山」
開 催 日:2010年11月7日(日)
会   場:Hondaウェルカムプラザ青山
      東京都港区南青山2-1-1本田技研工業株式会社Honda青山ビル1階
      TEL:03-3423-4118
      (地下鉄銀座線/半蔵門線/大江戸線「青山一丁目」下車)
スケジュール:09:00 スーパーカブコンテスト受付開始
       10:00 Hondaウェルカムプラザ青山 開館
       11:00 スーパーカブコンテスト受付終了
       13:00 バイクフォーラム(カブ110とEV-Cubのデザイン論)
       14:05 スーパーカブコンテスト表彰式


* 入場料は無料。


* イベント当日は混雑が予想されるため、公共交通機関を利用のこと。

2010年10月28日木曜日

Honda「CBR250R」を発表。

新世代の「CBR250R」は、初代が4気筒であったのに対し、扱いやすさを優先したシングルエンジンとされている。


10月27日、Hondaは、タイの生産会社であるタイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(以下、タイホンダ)から新型のロードスポーツモデル「CBR250R」をこの11月より発売することを発表した。


このモデルは、開発段階から日本とタイで研究開発を進め、世界各国の多様な嗜好に応えるため、"Sport Quarter for One World, CBR250R"をコンセプトに、初心者からベテランまで幅広い層が、モーターサイクルを操る楽しさを体感できるモデルとして開発された。


エンジンは、扱いやすい新開発の水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・単気筒250cc。電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)に加え、O2センサーの採用や、マフラー内に装備した触媒装置(キャタライザー)との相乗効果により、欧州排出ガス基準Euro3、ならびにタイの第6次エミッション規制値に適合する高い環境性能をも実現している。


フレームは、剛性の高いトラス構造のダイヤモンドフレームを採用。軽量・コンパクトで、スポーツモデルとしての軽快なハンドリングと安心感のある操縦特性とされ、車体にはフルカウルを装備し、エンジンやライダーに与える走行風を、最適にマネージメントする形状としながら、先進性の高い造形美溢れるデザインが採用されている。


安全技術においては、250ccクラスのロードスポーツモデルとして世界初となる、コンバインドABSをタイプ設定。コンバインドABSは、前・後輪連動ブレーキシステムCBS(コンバインド・ブレーキシステム)に、急制動時などの車輪ロックを回避するABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を組み合わせ、制動時における車体挙動の安定性をより高めるシステム。なお、現時点でこの「CBR250R」の車両価格、スペック等の詳細は不明。


また、この「CBR250R」は、タイホンダで生産される最大排気量車で、かつ初の本格的なロードスポーツモデルであり、昨年より同社で生産を開始した125ccスクーターPCXに続き、アセアン地域をはじめ、日本、欧州、北米、オーストラリアなど幅広い地域に輸出されるグローバルモデルとして展開。日本国内での発売は、2011年の春の予定となっている。


生産拠点となるタイホンダは、1967年に二輪車の生産を開始。1988年のカブ100EXより日本への輸出を開始し、二輪車の累計生産台数は1,800万台(2010年6月末時点)を突破し、アジアはもちろん欧州地域などの海外へ幅広く輸出を行っており、二輪車生産のマザー工場である熊本製作所で培った生産技術やノウハウを基に、高品質な製品の供給体制を一層強化している。


加えて、インドのホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッドでも、来春からこのCBR250Rの生産を開始し、インド国内をはじめ南米の国々に輸出する予定であり、Hondaは多様化するインドの二輪車マーケットにおいても、タイホンダとともに部品や素材などのグローバル調達を効果的に行うことで、より求めやすい価格で製品を提供する予定。




*掲載中の画像はクリックすると拡大表示されます。

2010年10月23日土曜日

カジュアル・ロードスターHondaVT400S発売。

'80年代のダートトラックマシン風のスポーティーな印象が強いパールヘロンブルー(トリコロール)カラーのVT400S。メーカー希望小売価格¥669,900(消費税込み)


Hondaは、普通自動二輪クラスに新たなコンセプトのロードスポーツモデルVT400Sを投入、11月5日より発売する。


VT400Sは、カジュアル・ロードスターというコンセプトのもと本年3月に発売されたVT750Sの弟分にあたるモデルで、アメリカンスタイルのクルーザータイプのモデル同様に低く長い車体を基本としながら、独自の設定のホイールベースやフロントのアライメントが与えられ、軽快な走りを追求したモデル。


Vツインの扱いやすいエンジンと、750mmと低いシート高での足着き性の良さ、アップライトポジションで誰にでも親しみやすく安心感ある乗り味等が特長とされている。ビギナー、入門者にも近づきやすいモデルであることも確かだが、なにより、同クラス中、同社のラインナップは言うまでもなく他社のモデルと比較しても格段に安い部類の車両価格であることが大きな魅力と言える。


また、その車両価格を活かしたカスタマイズのベース車両としての人気を見込んで、ホンダモーターサイクルジャパン、ホンダアクセスから、このVT400SとVT750Sに装備可能な豊富なカスタマイズパーツが用意されていることも特長的である。


CB400 SUPER FOURというロング・ベストセラーをもつHondaが、クルーザータイプのシャドウシリーズに加え、このVT400Sの投入により普通自動二輪クラスの一層の強化を図ったことになる。


なお、VT400Sの発売を記念して、10月22日〜2011年1月31日までの期間で「VT400Sデビューキャンペーン」が実施され、期間中にVT400S、またはVT750Sの新車を購入した方々に「BUFFネックウォーマー」がプレゼントされるとのこと。また、VT400Sの詳細な情報はここからもご覧いただける。


<写真:Joppa 鈴木雅雄 文:モリ ヒサシ>


車重は229kg。専用のエンジン、フレーム、足まわり、チェーンドライブとされたことで独自の軽快な走りを見せてくれるはず。

150/80B16M/C71Hのリヤタイヤとドラムブレーキ。デュアルテーパードマフラーと深いリヤフェンダーが低く安定感あるリヤビューをつくり出している

水冷4ストロークOHC のVツインは64.0×62.0mmのボア×ストロークで398cc。電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)によって扱いやすさと独特のトルク感を与えられている。

VT400Sの顔はいたってシンプル。コンパクトだが60W/55Wのハロゲンヘッドライトは充分に明るい

シンプルで視認性に優れるメーターは夜間表示が綺麗。インジケーターランプに囲まれたデジタル表示部には2つのトリップ機能とオドメーターが表示される。

フロントタイヤは100/90-19M/C57H。ツーポットキャリパーのシングルディスクで充分な制動が行われる。

750mmの高さのシートはだれにとっても安心感が高い。高いハンドルと独特のステップ位置でどこにも力が入らないポジションがつくり出されている。

ナビゲーションシステムのGathersM、ETCをはじめ23種類の純正用品でドレスアップされたグラファイトブラックのVT400S。アクセサリーの詳細はここから。

*掲載中の画像はクリックすると拡大表示されます。


2010年10月18日月曜日

ストーナー、ホームGPで4年連続優勝を達成。

ロードレース世界選手権第16戦、オーストラリアGP決勝レースが、17日、フィリップアイランドで開催された。


シリーズ終盤になり調子を上げてきている地元オーストラリア出身のケーシー・ストナー(Ducati Team)は、予選でトップタイムをマークし、3年連続のポールポジションからホールショットを決めると、レース序盤からアドバンテージをつくり出し、そのまま圧倒的な速さで優勝。地元でのMotoGPで4連勝を飾った。


また、新チャンピオンのホルヘ・ロレンソ(Fiat Yamaha Team)は、予選2番手からのレースで2位を獲得、今シーズンで14回目の表彰台に上った。3位は、シーズンワーストの8番グリッドのスタートとなり、ニッキー・ヘイデン(Ducati Team)とのバトルを制したバレンティーノ・ロッシ(Fiat Yamaha Team)。


なお、復帰予定だったダニ・ペドロサは雨や強風と厳しい状況となった今回のフリー走行、予選で、自らのコンディションを確認した結果、今回は欠場して残る2戦に備えることとなった。レース終了時でもランキング2位を守るペドロサに、ストーナーが23ポイント差、ロッシが31ポイント差に迫る結果となった。


そして、青山博一は、予選での13番手からポジションアップを狙ったが、スタートからタイヤのグリップが出せず、中盤以降にもペースアップが図れずに13位でゴール。レース後に、「残る2戦、ここまでの経験をいかしてベストリザルトを狙う」と語った。


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1年目のシーズンで怪我を乗り越えて終盤戦を戦う青山博一。残る2戦の活躍に期待したい。(写真提供:本田技研工業株式会社)


2010年10月16日土曜日

HondaのAsimo、歩き始めて早10年。

Hondaの人間型ロボットASIMOが、2000年10月31日に研究所内で二足歩行に成功してから、今年で10周年を迎えた。その間、身長が10センチ伸びたり、走れるようになったり、旋回走行もできたり、人と手をつないで歩くなど、人に合わせて行動する機能や、運搬機能の進化を遂げたAsimo。その10周年を記念して、「みんなの写真でASIMOをつくろう」が企画された。


これは、ASIMOやHonda製品と一緒に撮影した写真やASIMOのイラストを集めて、大きなASIMOの画像を作るスペシャル企画で、写真やイラストはHondaのホームページや携帯電話サイト、Honda青山ビル1階のショールーム「Hondaウエルカムプラザ青山」、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で10月31日まで募集している。


また、Hondaのロボット開発の歴史や世界中で活動する様子を収めたASIMO 10周年ムービーが10月29日にHondaのホームページで公開される。また、ユーザーの歩数に合わせてHondaのロボットが進化し、他のユーザーのASIMOとサーキットでの競争を楽しめる、スマートフォン向けアプリケーション「Run with ASIMO」の配信も予定されている。


なお、Hondaウエルカムプラザ青山では10月30日〜11月3日をASIMOスペシャルウィークとし、ASIMOのスペシャルデモンストレーション、ASIMOデザイナーのトークショー、ASIMOとの握手会などが行われる。さらに、ツインリンクもてぎや鈴鹿サーキットにおいて、10周年特別デモンストレーションも行われる予定。

ホームページの募集URL http://www.honda.co.jp/ASIMO/10th/

携帯電話サイトの募集URL http://dream.honda.co.jp/ASIMO/




2010年10月14日木曜日

特別仕様のステップワゴンとステップワゴンスパーダ発売。

プレミアムヒダマリアイボリー・パールのステップワゴンG特別仕様車「HID エディション」(FF)メーカー希望小売価格¥2,298,000(消費税込み)


10月14日、 Hondaはゆとりあるクラス最大の室内空間やクラス唯一の「3列目床下格納シート」などで、発売以来、人気を保ち続けている「ステップワゴン」と「ステップワゴン スパーダ」の特別仕様車を本日から発売する。


「ステップ ワゴン」には、G・Lパッケージに人気のディスチャージヘッドライトなどを装備して、お買い得感のある価格設定としたG特別仕様車「HID エディション」を設定し、また「ステップ ワゴン スパーダ」には、Zタイプにフルセグ(12セグ)対応により高画質な地上デジタルテレビ放送を楽しめるなど多彩な機能を搭載したHonda HDDインターナビシステムを装備するとともに、内外装の質感を高めたZ特別仕様車「クール スピリット」を設定した。


ステップワゴンG特別仕様車「HID エディション」には、ディスチャージヘッドライト<HID>(ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機構付)、スライドドア・カーテシランプ(リア両側)、キーレスエントリーリモコン(+1個)が新たに装備され、ステップワゴン スパーダZ特別仕様車「クール スピリット」では、Honda HDDインターナビシステム+マルチビューカメラシステム、メッキタイプ・アウタードアハンドル、フロントドア・シルバー塗装インナードアハンドル、室内確認用ミラー付サングラスボックスなどが装備された。


プレミアムブラキッシュ・パールのステップワゴン スパーダ Z特別仕様車「クール スピリット」(FF)メーカー希望小売価格¥3,030,000(消費税込み)


2010年10月13日水曜日

ダニ・ペドロサ、オーストラリアGPで復帰。

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早くも復帰を果たし、ランキング2位の確保を目指すペドロサ(写真提供:本田技研工業株式会社)


10月1日、「ツインリンクもてぎ」での日本GPのフリー走行で転倒、左鎖骨を骨折したダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、13日、オーストラリアGPに参加するためフリップアイランドに入り、早くもレースに復帰する。


今回の負傷直後に地元バルセロナの病院で手術を受け、リハビリに専念したペドロサは、10月10日のロードレース世界選手権第15戦マレーシアGPの欠場を強いられたが、残る3戦のMotoGPに参戦してランキング2位の確保を目指す。


「手術の後、すぐにリハビリテーションを始めました。 手術は非常にうまくいって、今は鎖骨よりむしろ首と肩全体の堅さが問題になっています。しかし、それも理学療法とマッサージを行って回復しました。水曜日にフィリップアイランドに到着します。 このコースは非常に過酷であり、また、気象状況も変化が激しく、厳しいレースになるのを知っていますが、私は、もうチームに戻るべきタイミングであると確信しました。我々は日本でのクラッシュの前に持っていた高いレベルに戻ろうとしています。チャンピオンは決まりましたが、我々の仕事はまだ終わっていません。現在のポジションである2位を守り、冬のテストのためのコンディションを保ち、来シーズンに向けての良い準備をすることが重要であると思います」
オーストラリアGPに向けてペドロサが語った。