レース序盤をリードしたペドロサ#26。7周目に後方のストーナー#27がトップに立つ。
8月28日、快晴のインディアナポリス・モータースピードウェイ
で行われたロードレース世界選手権代12戦のインディアナポリスGP、C.ストーナー(Repsol Honda Team)シーズン7勝目を挙げ、Hondaにとって9勝目をマークした。
今大会、フリー、予選とライバルを圧倒してきたストーナーは、序盤は慎重な走りを見せるが、7周目にD.ペドロサ(Repsol Honda Team)を抜いて首位に立つと一気にペースアップ、チームメートをじりじりと引き離す会心の走りで勝利した。
過去、インディアナポリスでは一度も表彰台に立ったことがないストーナーだが、Hondaに乗り換えた今年は、自身とRC212Vのパフォーマンスを存分に発揮、今季2回目の3連勝で7勝目を達成した。これによって、今大会4位に終わったJ.ロレンソ(Yamaha Factory Racing)にランキングポイントでも44点のリードを築いたことになる。
一方、インディアナポリスGP2連覇に闘志を燃やしたペドロサが2位でフィニッシュ。今大会は、改修された路面の影響で思うようにセットアップを進めることができないながら、好スタートを切った決勝では6周目までトップを快走。優勝こそストーナーに譲ったが、3位以下に大きなリードを築いての2位だった。
3位には、予選2番手からスタートしながら、スタート直後の第1コーナーで集団に飲み込まれ、一時は9番手に後退した地元のB.スピース(Yamaha Factory Racing)。チームメイトのロレンソは、新しい路面に苦戦し4ラップ目くらいから早くもフロントタイヤが消耗し始め、思うようなコントロールが出来ず、結果予選順位からひとつ落としての4位でのゴールだった。
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