2011年8月26日金曜日

Honda NSR500[1984]
TRACTIONS MOVIE 22


去る6月26日、ツインリンクもてぎ南コースで行われた「コレクションホール 収蔵車両走行確認テスト」からのTRACTIONS MOVIE第2弾は1984年の世界ロードレース世界選手権500ccクラスで活躍したHonda NSR500。


当時、革新的とされた車体の外観と、もう聞くことができなくなった2ストロークエキゾーストサウンドをお楽しみ下さい。

NSR500は、Honda初の2ストロークV型4気筒エンジンを搭載し、独特な車体構造の革新的なGPマシン。3気筒のNS500が完成域に達したこともありV4のこのマシンが開発された。その最大の特徴は、エンジン下に燃料タンクを配置し、排気管をエンジン上部に取り回したことである。重量物である燃料タンク(燃料)を車体最下部に配置することで低重心化とマスの化集中化を狙ったもの。 しかし、この初期型NSR500ではそれが完成域に達することはなく、結局、このシーズンは、前年にロードレース世界選手権500ccクラスの史上最年少チャンピオン(21歳8か月)となったエースであるフレディー・スペンサーでもこの初期型NSR500を乗りこなすことができず、3気筒のNS500と使い分ける変則的なシーズンを送った。また、この斬新的な車体構造は翌年には廃止される。 NSR500はその後も進化を続け、ロードレース世界選手権500ccクラスがMotoGPクラスとなりHondaが4ストロークエンジンのRC211Vを投入する2002年まで使用され、このロードレースの世界最高峰クラスに君臨した。

ライダーは2輪、4輪を問わず、この日のテスト車両を巧に乗りこなした宮城光さん。 

<撮影・制作:菱沼 豪>

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