2011年4月4日月曜日

青山博一、MotoGP第2戦スペインGPで4位に

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MotoGPでの2シーズンめ、第2戦で早くも自己最高位の4位になった青山博一。

ロードレース世界選手権の第2戦スペインGPが、4月3日、へレスで開催された。決勝は、ウェットコンディションとなり、転倒者が続祝する中、予選10番手からスタートした青山博一(Team San Carlo Honda Gresini)は、スタート直後に16番手まで順位を落とし後方集団の混乱に飲み込まれるが、中盤以降は快調にラップを刻み、終盤は3番手のN.ヘイデン(Ducati MotoGP Team)に迫る走りを見せて4位でゴールした。
レースは、3番グリッドのJ.ロレンソ(Yamaha Factory Racing)が、前を走行していたライバルたちが次々に転倒でする中、12ラップ目にトップに浮上してその後は安定した走りで今期まず1勝目を挙げ、ヘレスで2年連続の優勝を飾った。
2番グリッドのD.ペドロサ(Repsol Honda Team)は、序盤で9位までポジションを落すがその後着実にポジションアップ。一時はトップに1.1秒差まで接近するが、結果は2年連続の2位となる。3位には今季初の表彰台を獲得したヘイデンとなった。
青山は「序盤はフィーリングがあまりよくなく、ペースを上げることができなくて順位を落として集団につかまってしまい、そこから前に出てペースを上げたときは、もう後半に入っていた。トップグループの脱落もあって順位が上がり、気がついたら前に3位のニッキーがいた。このまま勝負しないで4位でフィニッシュするのは嫌だったが、タイヤの消耗が激しくて、ペースを上げるのも難しかった。表彰台に立てなかったのは残念だが、今回は転倒者が多く、そういう難しいレースで追い上げられて4位になれたことはうれしい」とコメントした。

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