2011年4月13日水曜日

HondaのNewModelたち(その1)。ゴールドウイング

比類ない圧倒的な迫力と存在感。400kgを越える車体、水平対向6気筒1800ccエンジンが充分過ぎる走行性能をもたらす

先日、Honda青山本社に展示された市販予定車を1台ずつ紹介する。第1弾は、この秋に発売予定のHondaのフラッグシップ・ツアラーの「ゴールドウイング」。今回、撮影したのは2012年型の北米モデル。
水平対向6気筒の1,832ccのエンジンを始め基本構造に変化は無いものの、一見してわかるデザインの変更がNewモデルであることの証。ボリューミーで迫力あるフロントマスクからサイドに続くボディーカウルのデザインが、よりシンプルで洗練された形状になり、リヤのサドルバッグの形状がシャープでエッジが効いたものにされ、左右一体型のテイルランプが新たに採用されている。
また、スタイリングのみならず、シート形状の変更、オーディオやナビゲーションシステムの装備内容の充実が図られ、快適性が高められた。より高い安定性と快適性を求めてサスペンションセッティングも変更され、一層の熟成と完成度の向上が行われている。
Hondaのバイクの中で最も個性的でかつ高い完成度を誇るこの「ゴールドウイング」、孤高で独自の存在感とツアラーとしての最高の性能と装備、そして、この車体サイズと車重からは想像できない運動性を持っている。これまで国内では上級モデルは350万円を越える価格で販売されてきたが、その価格に値するすべてが備わった1台であることに変わり無い。


<撮影:Joppa 鈴木 雅雄/文:モリ ヒサシ>

2012モデルの最も特長的なリヤビュー。サドルバッグがエッジの効いた形状になり一体型のテイルランプが目新しい

ボディーカウルのサイドパネルの形状の変更とカラーリングもNewモデルの特長。低く位置する水平対向6気筒エンジンが高い安定性と優れたハンドリングをもたらす

新たなデザインと表面素材が変更されたシート。長距離を走っても乗り手を疲れさせない形状と硬さでシートヒーターも装備され超快適。タンデムシートで眠ってしまう人も多い

*画像をクリックすると拡大表示されます。

0 件のコメント:

コメントを投稿