先日、Honda青山本社に展示された市販予定車を1台ずつ紹介する。第1弾は、この秋に発売予定のHondaのフラッグシップ・ツアラーの「ゴールドウイング」。今回、撮影したのは2012年型の北米モデル。
水平対向6気筒の1,832ccのエンジンを始め基本構造に変化は無いものの、一見してわかるデザインの変更がNewモデルであることの証。ボリューミーで迫力あるフロントマスクからサイドに続くボディーカウルのデザインが、よりシンプルで洗練された形状になり、リヤのサドルバッグの形状がシャープでエッジが効いたものにされ、左右一体型のテイルランプが新たに採用されている。
また、スタイリングのみならず、シート形状の変更、オーディオやナビゲーションシステムの装備内容の充実が図られ、快適性が高められた。より高い安定性と快適性を求めてサスペンションセッティングも変更され、一層の熟成と完成度の向上が行われている。
Hondaのバイクの中で最も個性的でかつ高い完成度を誇るこの「ゴールドウイング」、孤高で独自の存在感とツアラーとしての最高の性能と装備、そして、この車体サイズと車重からは想像できない運動性を持っている。これまで国内では上級モデルは350万円を越える価格で販売されてきたが、その価格に値するすべてが備わった1台であることに変わり無い。
<撮影:Joppa 鈴木 雅雄/文:モリ ヒサシ>
*画像をクリックすると拡大表示されます。
0 件のコメント:
コメントを投稿