全日本ロードレース選手権第1戦筑波・JSB1000を制した高橋巧(MuSASHi RT ハルク・プロ)
筑波サーキットで第1戦を迎えた全日本ロードレース選手権は、今シーズンから最高峰のJSB1000クラスに、ST600の昇格、あるいは世界選手権Moto2クラスへのステップアップに繋がるとされるJ-GP2の新クラスが混走となるなどの話題もあり、18,000人を超えるファンが見守る中での開催となった。
春とは思えない寒さの中、ポールポジションの亀谷長純(ホンダ)から7番手までが1秒以内に並ぶ筑波らしい予選結果からの決勝レースでは、セカンドポジションから好スタートを切った高橋巧(ホンダ)がレースをリード。2番手に付けた亀谷長純と他を圧したハイペースで接近戦とラップを重ね、3番手以下を大きく引き離してゴール。シーズン1勝目を挙げる。このクラスの2年連続チャンピオンの中須賀克行(ヤマハ)は、スタートでのミスを挽回できずに3位に終わった。
また、注目のJ-GP2クラスでは、予選でクラストップのタイムをマークし、終始安定したレースを展開した小西良輝(ホンダ)が総合11位でチェッカーを受け、クラス優勝を飾った。
<写真提供:本田技研工業株式会社>
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