2010年9月6日月曜日

D・ペドロサ、サンマリノGPを制して今期初の2連勝。

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予選、スタート、決勝を通じて完璧なレースを展開したD・ペドロサ #26。



ロードレース世界選手権第12戦サンマリノGPが9月5日、ミサノ・サーキット(1周4.226km)で開催され、MotoGPクラスでは、今シーズン4回目のポールポジションから好スタートを切ったダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)が、オープニングラップを制し、その後も快調にラップを重ね、28ラップのレースでポールtoフィニッシュを決めた。


予選で1'33""948のトップタイムをマークしたペドロサは、レース序盤からただ1人、1分34秒台の快速ラップを連発し、中盤には5秒以上ものリードを築く圧勝だった。インディアナポリスGPからの2連勝はMotoGPでは自身初。自己記録を更新するシーズン4勝目を達成した。2位にはランキングトップのホルヘ・ロレンソ(Fiat Yamaha Team)、3位にバレンティーノ・ロッシ(Fiat Yamaha Team)が入った。


日本の青山博一(Interwetten Honda MotoGP)は13グリットからスタートし12位でゴール。復帰2戦目も無事完走を果たした。


なお、今大会、Moto2クラスで決勝レース序盤にトップを走り、トップグループで好走を見せた富沢祥也選手(Technomag-CIP)が、12周目に転倒、後続のマシンと接触。ミサノ・サーキットから近いリッチョーネの病院に搬送されましたが、14時20分、逝去されました。富沢選手は、今季、開幕戦カタールGPで優勝。第2戦スペインGPで2位。PP獲得2回と将来が期待されていました。富沢選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

WR250R/Xの2011年モデルが発売される。

「WR250R」ディープパープリッシュブルーソリッドE メーカー希望小売価格:¥701,400(税込)



ヤマハ発動機株式会社は、250ccの水冷4ストロークDOHC単気筒4バルブ・F.I.エンジンを国内軽二輪オン&オフロードモデルとして唯一アルミ製フレームに搭載する「WR250R」と「WR250X」に、一部グラフィックを変更し2010年9月15日より発売する。


2007年11月に発売された「WR250R」「WR250X」は、コンパクトな車体と軽快な走りで人気のモデル。「WR250R」は、コンパクトエンジンとアルミフレームのバランスによる高性能な走りと斬新なデザインが特徴であり、一方の「WR250X」は、「WR250R」と車体コンポーネントを共通としながら、前後17インチタイヤを採用するなどクール&スタイリッシュなフォルムとして、街中での走行性能を高めたモデルである。


「WR250R」のディープパープリッシュブルーソリッドEには、競技用の2011年モデルYZシリーズのイメージを反映し、ダイナミックかつスポーティな走行性を表現した新グラフィックを採用。また「WR250X」のパープリッシュホワイトソリッド1には、パワフルでアグレッシブなイメージをさらに強調する新グラフィックを採用するとともに、ロゴのまわりにはカーボン調柄を新たに織り込まれている。


なお「WR250R」「WR250X」のブラック車については、カラーリング&グラフィックともに継続設定されている。

「WR250X」パープリッシュホワイトソリッド1 メーカー希望小売価格:¥732,900(税込)


2010年9月1日水曜日

D・ペドロサ、猛暑のインディアナポリスGPを制覇。

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今期3勝目を挙げたRepsol Honda Teamのダニ・ペドロサ#26。(写真提供:本田技研工業株式会社)


今シーズンのMotoGPは全18戦中、このインディアナポリスで11戦目。アメリカでの2戦めでもあるこのGPでの予選トップは、今年2度目の自国でのGPに望んだベン・スピース(モンスター・ヤマハ・テック3チーム)。2番手はこのクラスで7勝を挙げているホルヘ・ロレンソ(フィアット・ヤマハ・チーム)で、3番手はやはり地元のニッキー・ヘイデン(ドゥカティモトGPチーム)となった。


決勝レースは、気温35℃、路面温度56℃と、この週末で最も過酷な条件の中で行われた。ポールポジションから好スタートを切ったスピースがレースをリードするものの、7週目、予選5番手で2列目からのスタートながら周毎にポジションを挙げてきたペドロサがトップを奪う。


この日のペドロサとRC212Vは完全な仕上がりを見せ、完璧なレース運びでライバル達を圧倒。そのままトップを守り切って今シーズン3勝目をマーク。ペドロサにとってもシーズン3勝目は、2006年にMotoGPにステップアップして以来初の快挙となった。


また、怪我から復帰した青山博一は、まだコルセットが外せない状態ながら、予選13番手、決勝では序盤で危ういシーンも見られたがその後は完走を目指すレース運びに徹して自身にとって6戦ぶり、5戦目のMotoGPを11位で終えることができた。


また、ポイントスタンディングでは、この11戦を終えた時点で、ロレンソが251ポイントで圧倒的なリードを築き、それをペドロサが183ポイントで追っている。

2010年8月27日金曜日

「ジャズ ハイブリッド」パリモーターショーにデビュー。

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一連のハイブリッドシリーズのフロントマスクが採用された「ジャズ ハイブリッド」


Hondaは、9月30日から開催されるパリモーターショーに、「ジャズ(日本名:フィット)」のハイブリッド車「ジャズ ハイブリッド(日本名:フィット ハイブリッド)」を出展する。


「ジャズ ハイブリッド」は、軽量・コンパクトなハイブリッドシステムの「IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)」と「センタータンクレイアウト」のパッケージングを採用し、広い室内空間や使い勝手と、環境性能を両立したハイブリッド車。鈴鹿製作所で生産され、2011年初頭より欧州各国で順次発売する予定。また、日本国内向けの「フィット ハイブリッド」は、この10月に発売予定とされる。


これにより、Hondaは、欧州、日本市場とも、「シビック ハイブリッド」「インサイト」「CR-Z」「ジャズ ハイブリッド」の4機種のハイブリッド車を販売することになる。


また、パリモーターショーには、上記のハイブリッド車ラインアップに加え、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」、「シビック(欧州専用5ドアモデル)特別仕様車」、「ジャズ」、「CR-V」、「アコード」、「アコード ツアラー」などの四輪車に加え、二輪の大型スポーツツアラー「VFR1200F」、アイドリングストップ・システムの採用などにより環境性能に優れた新型スクーター「PCX」などを展示する予定される。


さらに、10月発売予定のスモールカー「フィット/フィット ハイブリッド」と、この秋発売予定の軽自動車「ライフ」に関する情報を、8月26日(木)よりHondaのホームページで先行公開する。


スペシャルページのアドレスは以下。
*新型「フィット/フィット ハイブリッド」http://www.honda.co.jp/Fit/new/ 

*新型「ライフ」http://www.honda.co.jp/LIFE/new/ 



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ジャズ/フィットの広さや使い勝手はそのままに、より高い燃費性能と環境性能が期待される「ジャズ ハイブリッド」


2010年8月18日水曜日

「スーパーカブ110」新たな2色が加わる。

清涼感ある新色プコブルーR。「スーパーカブ110」メーカー希望小売価格は¥249,900(税込み)



昨年、6月の発売以来、人気の「スーパーカブ110」に、2色のパステル系車体色が追加され8月20日より発売される。


「スーパーカブ110」は、扱いやすく滑らかで力強い出力特性のエンジン、しっかりした剛性感をもつ取り回しの良い車体、なにより高い燃費性能で、通勤やビジネスユースのみならず、幅広い使い方で人気を得ている国内専用モデル。低フリクション技術を採用した高効率な空冷・4ストローク・単気筒110ccエンジン、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)、変速にそれぞれ独立したクラッチ機構を備えた2段クラッチシステム等の採用で、乗りやすさと経済性、原二ならではのユーザビリティーが評価されている。


発売当初からのコスタブルー、アバグリーン、この2月に加えられたコルチナホワイトの車体色が用意されていたが、今回、さらに多くのユーザーに向けて、プコブルーRとバージンベージュRの2色が追加去れ、合計で5色の車体色から好みの1台を選択できる。また、新色の2色には専用のツートーンシートも採用となっている。


これによって、従来からのビジネスユーザーのみならず、タウンユースやレジャー用途がメインのユーザーまで、より一層幅広いユーザーに愛される「スーパーカブ110」となりそうだ。



新たなファンを創り出しそうなシックなバージンベージュR。


2010年8月8日日曜日

114km/h 出たら「スーパーカブ?」じゃなくて...。

やはり、「ウルトラ・カブ」でしょ。


BRDの代表の尾藤さんから、先日、フジスピードウエイで開催されたオートバイ誌主催のMAX ZONEminiで、114.093km/hを記録したとの連絡があった。


「スーパーカブ110 ノーマル姿で遅くないを目指して!!」がうたい文句のBRDのウルトラ・カブには何度も乗せていただいていて、たしかに、速さは半端ではなかったが、なんと、114キロ出せるポテンシャルだったとはビックリ。


BRD製のマフラー、カブ110用スーパーエアBOXを装備しただけのカブで、しかも、尾藤さん自らが1年間通勤に使い、2万2500km走行したカブでの記録である。

因みにファイナルはノーマルレシオの14/34。4速ではレブリミッターが働かないカブは、114キロを記録した際のエンジン回転数は9,960rpmだったそうだ。


富士の1,475mの長い直線は、1コーナーに向かってやや下っていて。その下りの中間から1コーナーに近いところでの速度を測っているために、最高速は出やすいロケーションだとか。でも、そこは主催者の心遣い。参加者を良い気持ちにさせる工夫なのだから問題ない。


また、次回はさらなる工夫をして、最高速のアップを目指すとか。


そのBRDから、先頃、写真のカブproのマフラーが発売された。価格は¥44,100(税込)。ノーマルヒートガード取り付け用アンカー設置¥2,000(税込)もできる。もちろん、スタンダードなカブ110用マフラー、¥39,900(税込)。スーパーエアBOX、¥23,100(税込)も好評発売中。ただし、かなりのバックオーダーが入っていて納期にはそれなりの時間が必要とのこと。

詳細は、http://www.brd.co.jp から。




ヒートガードを外したBRD製マフラー装備のカブPro。例によって排気音は静かで大人っぽい。次回はこちらでも最高速チャレンジとか。


2010年8月2日月曜日

ヤマハ「かながわEVバイク普及推進プロジェクト」に参画

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エレクトリック コミューター「EC-03」


ヤマハ発動機株式会社は、電気自動車(EV)の普及に積極的に取組む神奈川県と連携、2010年9月〜2011年3月まで行われる「かながわEVバイク普及推進プロジェクト」に参画。電動二輪車(EVバイク)の認知拡大と普及に向けた取組みを行う。


「かながわEVバイク普及推進プロジェクト」は、神奈川県、マツダレンタカー株式会社とヤマハ発動機株式会社が主体となり、財団法人横浜市交通安全協会の協力のもと、都市部における電動二輪車の有効的な活用方法や、レンタルなど新たなビジネスモデルの検証、体験機会の提供などの展開にヤマハのエレクトリック コミューター「EC-03(イーシー ゼロスリー)」が12台導入される。 展開概要は以下。


「パーク&チャージモニター事業」(実施場所:新横浜駅前駐輪場) 。駐輪時間を利用して充電できる電動二輪車専用駐車場にて、通勤等に「EC-03」を利用する「パーク&チャージ」の実証をするために、モニターを募集して実施。「EC-03」6台を使用して利用方法等を定量的に調査する。


「レンタルビジネス」(実施場所:横浜市内) 。周辺住民や観光客等を対象に有料で3台の「EC-03」のレンタルを実施し、レンタルビジネスの可能性等を検証する。また、神奈川県等と連携し、箱根町で8月より先行レンタルを実施する。


「試乗会」(実施場所:神奈川県内5カ所)。 電動二輪車の普及のため、県民を対象に無料で3台の「EC-03」を使用し、試乗会を年内に5回程度実施。体験機会を提供し、幅広い層の県民を対象に電動二輪車の性能や価格等について、 感想やニーズ等を集約する。

先頃発表された「EC-03」は、将来ますます多様化が見込まれる"パーソナルコミューター"のひとつとして開発されたもので、ヤマハの中期成長戦略「スマートパワー」を具現化する製品。高エネルギー密度50V新リチウムイオンバッテリーと超薄型パワーユニットを軽量アルミ合金製フレームに搭載し、軽快な走行性能と1充電あたりの走行距離43km(30km/h定地)を実現。また、一般家庭でも充電可能なプラグイン充電方式を採用するなど、都市部での近距離移動に適した機能・走行性能を備えている。