今期3勝目を挙げたRepsol Honda Teamのダニ・ペドロサ#26。(写真提供:本田技研工業株式会社)
今シーズンのMotoGPは全18戦中、このインディアナポリスで11戦目。アメリカでの2戦めでもあるこのGPでの予選トップは、今年2度目の自国でのGPに望んだベン・スピース(モンスター・ヤマハ・テック3チーム)。2番手はこのクラスで7勝を挙げているホルヘ・ロレンソ(フィアット・ヤマハ・チーム)で、3番手はやはり地元のニッキー・ヘイデン(ドゥカティモトGPチーム)となった。
決勝レースは、気温35℃、路面温度56℃と、この週末で最も過酷な条件の中で行われた。ポールポジションから好スタートを切ったスピースがレースをリードするものの、7週目、予選5番手で2列目からのスタートながら周毎にポジションを挙げてきたペドロサがトップを奪う。
この日のペドロサとRC212Vは完全な仕上がりを見せ、完璧なレース運びでライバル達を圧倒。そのままトップを守り切って今シーズン3勝目をマーク。ペドロサにとってもシーズン3勝目は、2006年にMotoGPにステップアップして以来初の快挙となった。
また、怪我から復帰した青山博一は、まだコルセットが外せない状態ながら、予選13番手、決勝では序盤で危ういシーンも見られたがその後は完走を目指すレース運びに徹して自身にとって6戦ぶり、5戦目のMotoGPを11位で終えることができた。
また、ポイントスタンディングでは、この11戦を終えた時点で、ロレンソが251ポイントで圧倒的なリードを築き、それをペドロサが183ポイントで追っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿