2009年12月14日月曜日

MotoGP、1000ccに。

11日、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は、2010年と2012年からのレギュレーションを発表した。 

グランプリコミッションは、スイス・ジュネーブのFIM本部で、チャンピオンシップの規則に関して協議を行い、2012年から最高峰クラスのMotoGPクラスのエンジン排気量を、従来の800ccから最大1000ccに変更、最高気筒数は4気筒、シリンダーボアは最大81mmまでとすることを決定した。 

FIMの会長ビト・イッポリトは、「我々が決定した主な変更は、MotoGPクラスの新しい規定です。新規定はシンプル。最大1000ccの4ストロークエンジンです」 
「これをベースに、全てのファクトリーに対して仕事に着手する機会を与えます。当然、来年早々には新しい規定の詳細を決定します。2012年はMotoGPにとって新しいシーズンになるでしょう。」とコメント。 

また、ドルナスポーツ社のCEOカルメロ・エスペレータは、「我々は年末恒例の会議を行い、基本的には、2012年からのMotoGPテクニカルレギュレーションに関して承認しました」 
「最大排気量1000cc、最高4気筒、最大シリンダーボア81mmのエンジンです。大切なのは、エンジンの大よその分野を決定したこと。詳細に関しては、シーズン前までの2度の会議で協議します」と話した。 

なお、グランプリコミッションは、Moto2クラスのテクニカルレギュレーションも同時に発表している。 

MotoGPクラスにおけるこれまでのエンジン規定の変更は以下のとおり。 
2002年:4ストローク990ccエンジンの導入。 
2007年:990ccから800ccへ排気量縮小。 
2009年:エンジン台数制限。 
2010年:シーズン最大6台。 
2012年:最高4気筒、最大シリンダーボア81mmの1000cc。

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