2010年モデルのカラーリングは、爽やかな自然をイメージさせるグリーン系と、カジュアルなブロンズ系の2色。いずれも"マウンテントレール"のフィールドを想起させる等高線をモチーフとした新グラフィックを採用。また前後のホイールは、シルバーアルマイトリムとされる。
ヤマハ発動機株式会社は、空冷4ストロークSOHC単気筒250ccエンジンを、軽量・スリムなボディに搭載するマウンテントレール" 「セロー250」の、カラーリングとグラフィックなどを変更した2010年モデルを、2010年1月15日から発売する。
「セロー250」は1985年に"マウンテントレール"を提唱し、誕生したロングセラーモデルで、オフロードでの広範囲な走行性能と、扱い易さが支持されてきた。
2005年にはフルモデルチェンジされ, 初代からの225ccエンジンを250ccの新エンジンへとスイッチ。また、2008年にはフューエルインジェクションを採用するなどで環境性能およびトルク感を向上が図られた。
2005年にはフルモデルチェンジされ, 初代からの225ccエンジンを250ccの新エンジンへとスイッチ。また、2008年にはフューエルインジェクションを採用するなどで環境性能およびトルク感を向上が図られた。
2010年モデルのカラーリングは、爽やかな自然をイメージさせるグリーン系と、カジュアルなブロンズ系の2色を設定。いずれも"マウンテントレール"のフィールドを想起させる等高線をモチーフとした新グラフィックとされる。
発売から、25周年となる、このロングセラーは、初代発売当初から、単能化が進み、過激な方向に進化してゆくオフロードバイクの中にあって、扱いやすさと、オールマイティーな走行性能を特長とし多くの支持を集めた。
一般的なオフロード走行やオフロードツーリングは言うに及ばず、トライアルごっこ、トレッキング、エンデューロと、どんなオフロードシーンをもそこそこにこなすことができるマルチパーパスぶりを唯一無二の個性とした。
同時に低いシート高を特長として、ビギナーや女性ライダーにもオフロードの楽しさを知らしめる大きな存在として、また、トレッキングと言う、新しいジャンルを定着させることにも大きく貢献した。
その後も、いち早くセルフスターターを装備するなど、独自の進化を続け、2005年には250ccエンジンを搭載するなどの大変身を遂げるが、初代からのコンセプトはぶれることなく受け継がれ、225ccエンジンでは実現し得なかった優れたトラクションが獲得。さらに活躍できる走行シーンを拡大してきた。
そして、フューエルインジェクションの採用で、オフロードという自然の中を走る存在として環境への配慮も身に付け、進化してきた。
四半世紀と言わず、この先もずっと「セロ−」が、独自の進化を続けて行くことを期待してやまない。
<モリ ヒサシ>
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