2011年1月8日土曜日

「東京オートサロン2011withNAPAC」が開催される。

今年も新年最初のビッグイベント、「東京オートサロン2011withNAPAC」が、1月14日(金)〜16(日)、幕張メッセで開催される。この日本最大のドレスアップカーの祭典は、この数年、出展車両数が増加中で、361の企業、学校、団体から前回を上回る640台の車両の展示が予定されている。今回も、一層の盛り上がりを見せそうな気配である。
なお、最新情報やチケット購入等はhttp://www.e-autosalon.net/から。


【開催概要】
●名称:TOKYO
AUTO SALON 2011 with NAPAC 東京オートサロン2011with NAPAC
(http://www.e-autosalon.net/)
●会期:1月14日(金)  09:00〜18:00(業界&報道関係者ご招待日)
                     13:00〜18:00(一般特別公開)
    1月15日(土)  09:00〜18:00(一般公開日)
    1月16日(日)  09:00〜17:00(一般公開日)
●会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)(http://www.m-messe.co.jp/)
    国際展示場ホール1〜8・イベントホール
    千葉県千葉市美浜区中瀬2−1
●入場料
日 程         開催時間                  前売り(共通)      当日売り       
1月14日(金) 13:00〜18:00   ¥2,500        ¥3,000(共通)
1月15日(土) 09:00〜18:00   ¥1,700        ¥2,000(大人)
1月16日(日) 09:00〜17:00               ¥1,500(中高生)

*ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、サークルKサンクス、イープラス、
 チケットぴあ、オートサロン公式ホームページにて販売。
*小学生以下無料(但し、保護者同伴に限る)

●展示概要
・チューニングやドレスアップのための新製品及び新技術の発表展示。
・ドレスアップやアクセサリーなどのパーツを装着した車両展示、販売。
・チューニング新技術を搭載した車両展示、販売。
・自動車関連のゲームやアフターパーツ、モータースポーツグッズなどの展示、販売。
・コンプリートカー、市販車両の展示、販売。
●主催:東京オートサロン事務局(TASA)
    TEL(03)3461−9885 FAX(03)3461−9882
    〒150−0021東京都渋谷区恵比寿西1−7−4−5F
    株式会社サンズ内
●競技:NAPAC(日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会)
●後援:千葉県、千葉市、株式会社三栄書房、株式会社イデア
    NPO法人オプションランド国際交流会(順不同)
●協賛:グランツーリスモ、エイベックス・エンタテインメント株式会社、
    ヤマハ発動機販売株式会社
●特別協力:幕張メッセ
●協力:ASEA事業部、JAWA事業部、JASMA

2011年1月6日木曜日

2011ダカールラリー 最新情報

今年もダカールラリーが始まった。ダカールというブランド名をそのまま南米大陸に持ち込んで3回目の大会となる今回、リーマンショックの影響で減少した参加者も再び戻り、バイクは180台、クアッドが32台、4輪は140台、カミオン(トラック)が67台と"ダカールラリー"は相変わらずオフロード界きってのマンモスイベントである。


今年も、1月1日にアルゼンチン・ブエノスアイレスをスタート。アルゼンチン国内を北西から北北西に移動しながらチリに入り、アタカマ砂漠を経て、最北部の港湾都市アリカを経由し太平洋岸を南下。再びアルゼンチンに入り、ゴールのブエノスアイレスに戻る16日間約9000キロのラリーレイドである。


日本からは、トヨタ車体から2台のランドクルーザー、そしてカミオンクラスには同クラスへの挑戦20回目にあたる、お馴染み日野チーム菅原の2台が参加する。残念ながら2輪の日本人参加者はなく、日本人参加者や企業が最もダカールから遠のいてしまった昨今、今回も参加するこの2つのチームは賞賛に値する。


また、2輪には、ダカールラリーの長い歴史で常にトップチームだったフランスヤマハが久々に本格参戦し、KTMやBMWとこのクラスの常連のワークスチーム、シェルコやアプリリアといった新しいライバルチームと上位を争うことになりそうだ。一方、4輪はフォルクスワーゲンとBMWの一騎打ちとなりそうだ。


既に、現地ではチリに入る第4ステージが終了。2輪ではKTMのM.コマ が総合1位にたち、同じくKTMを駆るC.デプレが2位。3位にはアプリリアのF.ロペス。それをBMWのP.ゴンカルベス、ヤマハのH.ロドリゲスが追う展開。また、4輪はVWのC.サインツがトップで2番手も同じVWのN.アルアティヤ、それをBMWのS.ペテランセルが追っている。トヨタ車体チームの三橋淳は29位、寺田昌弘は59位。倍以上の排気量のモンスターカミオンに10L以下のエンジンで立ち向かうチーム菅原の菅原義正は28位、菅原照仁は22位に付けている。


現地からのダイジェスト映像は以下で、さらにそれ以前の情報や映像はwww.paridaka-info.com/w/またはwww.dakar.comから見ることが出来る。


2010年12月21日火曜日

Honda次世代パーソナルモビリティーの実証実験計画を公表。

Honda和光ビルに設置されたソーラー充電ステーションと2輪、4輪の実証実験車両。


Hondaは12月20日、埼玉県と共同で実施する電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車、電動二輪車、電動カートなど、次世代パーソナルモビリティーを用いた実証実験の計画を公表、実証実験で使用する車両やソーラー充電ステーションなどを日本で初めて公開した。


この実証実験は、実際の都市交通環境下において、二輪車・四輪車・汎用製品の電動化技術や情報通信技術、太陽光発電によるエネルギー供給などを用いた総合的なアプローチにより、将来のパーソナルモビリティーのあり方やCO2削減効果の検証を行うもの。


今回、公表された実証実験の主な内容は、2009年3月に埼玉県とHondaで締結した「環境分野における協力に関する協定」に基づく電動化技術と情報通信技術などを活用した、将来の低炭素モビリティー社会実現に向けた効果検証を「さいたま市」「熊谷市」「秩父市」と行うこと。

それに使用するEVやプラグインハイブリッド車の実験車両、電動二輪車「EV-neo」、電動カート「モンパル ML200」などの電動車両を用いた次世代パーソナルモビリティーの実用性、利便性の検証。将来の低炭素化社会の実現に向けた、太陽光発電など再生可能エネルギーの活用の効果検証。情報通信技術の活用による、使い勝手や利便性の検証とされた。


Hondaは、これらの実証実験の結果を踏まえ、パーソナルモビリティーの電動化技術を進めるとともに、ソーラーパネルやコージェネレーションなどのエネルギーを創出する商品を持つ強みを活かし、家庭やコミュニティーで完結できる「トータル・エネルギー・マネジメント」により、低炭素で豊かなライフスタイルを創造するとのこと。


なお、この実証実験は、日本に先駆け、2010年12月15日に米国(カリフォルニア州・トーランス市)でも行い、今後、中国での展開も検討されている。


また、既に発表されている、電動カートの「モンパル」、電動二輪車の「EV-noe」に加え、国内では初めて「電気自動車(EV)」と「プラグインハイブリッド車(PHV)」を発表した。


EV は、取り回しのよいコンパクトなボディと、使い勝手のよさで好評のフィットをベースに、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」で培われた同軸モーターなどの電動化技術と、東芝製のリチウムイオンバッテリーを搭載。充電時間は急速充電で30分(80%)、100V電源では12時間以下、200V電源で6時間以下。航続走行距離は160km以上。最高速度は160km以上とされる。


PHVは、中型セダンのインスパイアをベースに、専用開発の高効率・低燃費な2.0L i-VTECエンジンと2つの高出力モーターを組み合わせ、「モーター走行」「ハイブリッド走行」「エンジン走行」の3つのモードでの走行が可能。また、ブルーエナジー製のリチウムイオンバッテリーを搭載し、EV走行での最高速度は100km/h、15kmから25kmの航続走行距離を実現している。


EV国内仕様車。FCXクラリティと同型のギアボックス同軸モーターを採用。モーターの最高出力は92kW。バッテリーは東芝製のリチウムイオン電池。


PHVは、直列4気筒2.0Lアトキンソンサイクル i-VTECと最高出力120kWの2モーターシステムと6kWhリチウムイオン電池を採用。また、100V電源で4時間以下、200V電源では1.5時間以下の充電時間とされる。

2010年12月20日月曜日

「Honda Motorcycle Racing Calendar 2011」プレゼント。

本田技研工業株式会社様よりご提供の、世界選手権、全日本選手権のレーシングシーンを綴った2011年版オリジナルカレンダーを、WebMagazine TRACTIONSをお読みの皆様の中から、6名様にプレゼントさせていただきます。

ご希望の方は、12月26日までに、下記メールアドレスまで、氏名、住所、電話番号、当Webマガジンへのご意見・ご感想等、「Honda Motorcycle Racing Calendar 2011希望」を明記して、お申し込み下さい。

抽選の上、12月30日までにTRACTIONS編集部よりお届けいたします。なお、当選の発表はカレンダーの発送をもってかえさせていただきます。


応募先:contact@tractions.jp
応募方法:E-mail でのお申し込みのみとさせていただきます。      
     氏名、住所、電話番号、TRACTIONSへのご意見・ご感想等、
    「Honda Motorcycle Racing Calendar 2011希望」を明記のこと。
申込締切:12月26日(日) 

2010年12月17日金曜日

Honda「EV-neo」リース販売開始

フロントに5kg、シート下のトランクに5kg、リアデッキに20kg、計30kg(原付一種の法定最大積載量)の積載が可能。低回転から力強いトルクを発生するパワーユニットで30kg積載時に傾斜12°の坂道での発進が可能。一充電での走行距離は34km(30km/h定地走行テスト値)。


Hondaは、12月24日(金)から、電動二輪車である「EV-neo(イーブイ・ネオ)」のリース販売を開始する。


「EV-neo」は、重量物の運搬や配送業務などのビジネス用途向けに開発され、「クリーン」「静か」と「力強さ」を両立させた原付一種(第一種原動機付自転車)の電動二輪車。


走行時にCO2を一切排出しない「クリーン」で「静か」な電動ならではの優れた環境性能に加え、低回転からトルクのあるモーターの特性を活かし、荷物積載時でも力強い発進性能と登坂性能を実現したとされる。


インサイトの技術などを応用した自社製のモーターとリチウムイオン電池を採用し、業務の合間に充電が完了できるよう、約30分でフル充電(気温25℃環境下)が可能な新開発の専用急速充電器との組み合わせにより、様々なビジネスの現場で幅広く使える本格的な電動二輪車として開発されている。


車体は、荷物を積みやすい広くフラットなリアデッキや、乗り降りしやすいフラットなフロアなど配達などの業務における使い勝手も考慮され、「EV-neo」ベースに新聞などの配達に便利な大型リアキャリアと、フロントバスケットの装着に便利なブラケットを標準装備して積載性を高めた「EV-neo PRO」も同時販売される。


また、2011年3月まで複数の協力企業に走行データ収集などのモニタリングを行うための車両約100台を納車。一般の企業や個人事業主に対するリース販売は2011年4月からの予定とし、モニタリングの各種データは、今年10月より実施している10台の試作車によるテスト運用データとあわせ、今後の電動二輪車の開発に活用する予定。


なお、時速約28km/h以下での走行時に、歩行者などに車両の接近を知らせる「接近通報装置」が新たにオプションで設定されている。国内での年間販売台数は1000台とされる。


大型リアキャリア、フロントバスケットの装着用ブラケットを標準装備する積「EV-neo PRO


メーカー希望小売価格
EV-neo
車両本体 :¥454,650(消費税込み)
車両本体(普通充電器付):¥494,550(消費税込み)
車両本体(急速充電器付):¥574,350(消費税込み)
EV-neo
PRO
車両本体:¥459,900(消費税込み)
車両本体(普通充電器付):¥499,800(消費税込み)
車両本体(急速充電器付):¥579,600(消費税込み)
オプション(別売)
普通充電器:¥39,900(消費税込み)
急速充電器:¥119,700(消費税込み)
接近通報装置:¥19,950(消費税込み)


Honda EV-neo(主要諸元)
通称名:EV-neo
車名・型式:ホンダ・ZAD-AF71
全長×全幅×全高(m):1.830<1.875>×0.695×1.065
軸距(m):1.250
最低地上高(m):0.120
シート高(m):0.756
車両重量(kg):106 <110>
乗車定員(人):1
最小回転半径(m):1.7
原動機形式・種類:AF71M・交流同期電動機
定格出力(kW):0.58
最高出力(kW[PS]/rpm):2.8[3.8]/5,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):11
11/2,000
一充電走行距離(km):34(30km/h定地走行テスト値)
メインバッテリー種類:リチウムイオン電池
メインバッテリー電圧/容量:72V/12.6Ah(1HR)
バッテリー充電電源 普通充電器:AC100V・単相
          急速充電器:AC200V・単相
クラッチ形式:乾式多版シュー式
キャスター(度)/トレール(mm):26°30′/74
タイヤサイズ:(前)90/90-12 44J
(後)100/80-12 56J
ブレーキ形式:(前)機械式リーディング・トレーリング
         (後)機械式リーディング・トレーリング
懸架方式:(前)テレスコピック式
       (後)ユニットスイング式
フレーム形式:アンダーボーン

2010年12月10日金曜日

「Honda MotorSports Thanks Fair 2010」開催。

来る12月18日(土)、Hondaウエルカムプラザ青山で、今年も年末恒例の「Honda MotorSports Thanks Fair 2010」が開催される。


このイベントは、Hondaがそのモータースポーツ活動を応援してくれたファンに向けて感謝を込めて開催されるもので、今回もHondaが関わる様々なジャンルのライダーやドライバーが参加し、トークショーや、ファンと一緒に楽しめるクイズ形式のイベント、握手会、プレゼント抽選会等の盛りだくさんの催しが用意されている。


また、このイベントに先駆けて、12月11日(土)から19日(日)までの期間中、今シーズンを戦った2輪、4輪のレーシングマシンが展示される。なお、スーパーGTにデビューしたHSV-010も17日(金)〜19日(日)のみの展示がおこわれる予定である。


なお、同日午前10時から先着200名に着席可能な整理券の配布も行われる。
当日は、公共交通機関を利用して来場のこと。


「Honda MotorSports Thanks Fair 2010概要

◇ 開催日:2010年12月18日(土)
◇ 時間:10:00〜 受付開始※先着200名に着席分の整理券配布
     15:00〜 Honda MotorSports Thanks Fair 2010 2&4トークショー
     16:30〜 プレゼント抽選会・握手会
◇ 参加予定:<2輪> 青山博一(ロードレース世界選手権MotoGP)
            伊藤真一(全日本ロードレース選手権JSB1000)
       <4輪> 武藤英紀(インディーカーシリーズ)
            小暮卓史(スーパーGT500)
            金石年弘(スーパーGT500)
◇ 司会:宮城光 ホンダスマイル
◇ 展示予定車両 RC212V(ロードレース世界選手権MotoGP)
        
CBR1000RRK(全日本ロードレース選手権JSB1000)
                           Montesa COTA4RT(トライアル世界選手権)
         RTL260F(全日本トライアル選手権)
         INDYマシン(インディーカーシリーズ)
         KEIHIN HSV-010(スーパーGT※17日〜19日のみ)
◇ 開場:Hondaウエルカムプラザ青山
     東京都港区南青山2-1-1 本田技研工業株式会社Honda青山ビル1F
     TEL:03-3423-4118
            (地下鉄銀座線/半蔵門線/大江戸線「青山一丁目」駅下車)
◇ 入場料:無料
◇ 来場:当日、午前10:00より先着200名に入場整理券(着席可能分)を配布。
       入場整理券がない場合も立ち見が可能。

2010年12月2日木曜日

Hondaのアジア市場向け新型小型車「BRIO」

「Honda BRIO Prototype」1.2L SOHC i-VTECエンジンを積む新たなアジア市場に向け新型コンパクト。


Hondaは、11月30日、タイランドインターナショナルモーターエキスポ2010で、2011年にタイとインドで発売を予定しているアジア市場向け新型小型車「BRIO(ブリオ)」のプロトタイプ「Honda BRIO Prototype」を世界で初めて公開した。


「Honda BRIO Prototype」は、「人のためのスペースは最大に、メカニズムのためのスペースは最小に」という「人が中心」の発想で取り組むHondaのクルマづくりの基本思想である、伝統のM・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想を進化させ、先進技術を用いて開発したモデル。


都市でも扱いやすいコミューターとして、取り回しに優れたコンパクトな車体サイズ(全長3,610mm×全幅1,680mm×全高1,475mm)ながら、高効率なパッケージングにより、ゆとりある室内空間を確保している。また、デザインも、コンパクトでありながら存在感を主張する先進的なフォルムを徹底的に追求したとされる。


量産モデルは、新興国市場で需要が高まっているエントリーカーとして、タイ、インドそれぞれでのニーズを反映したモデルとなる予定で、Hondaが二輪事業を通じて培ってきた資源を活用し、鋼板をはじめアジアで調達する材料や部品を数多く採用する予定である。



タイでの販売価格は40万バーツ前後からで2011年3月に発表。インドでは2011年中の発表とされる。


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タイ仕様車のシンプルなインテリア。左からタコメーター、スピードメーター、各インジケーターランプが配されたメーターパネル。