2013年1月23日水曜日

「SR400」 35th Anniversary Editionが発売される




 2012年度グッドデザイン賞の特別賞である「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞したYamahaSRの、発売35周年を記念した特別仕様車「SR400 35th Anniversary Edition2013214日より発売となる。

このモデルは、基本車輛の「SR400」をベースに、35周年の歴史を演出するクラシック感あるボディカラー「ダークグレイッシュグリーンメタリック1」(リーフグリーン)、専用ボディ色にあわせたシルバー塗装フレーム、ブラウン系ツートンシート、記念ロゴ入りブラック文字盤メーター、ガソリンタンク側面にゴールドのYAMAHAロゴ、などが採用され、35年ものロングセラーモデルとなった感謝として、535,500円(税込み)の謝恩価格で販売される。なお、20138月末日までの受注期間限定のモデルでもある。

1978年にデビューしたこのモデルは、幅広い年齢のファンから愛され続け、そのシンプルな車体構成、シングルエンジンの排気音や鼓動感、軽快で扱い安い乗り味が人気で、“バイクらしいバイク”とも多くで表現されてきた。

確かに、デビュー以来のSOHCの単気筒エンジンは、このバイクの最大の個性であると同時に、最早、普遍的でさえあり、唯一、燃料噴射のなったのが大きな変化で、キックスターターによる始動方式でさえ、ファンにとっては大きな魅力と言われる。

また、比較的求めやすい車両価格と、シングルエンジンであったため、カスタマイズのベース車両としても、高い人気を保ち続けている。

オフロードモデルのXT500から派生し、2000年には一度生産終了とされながら、2009年には再び日本の市場に戻ってきたこの「SR400」は、Yamahaを代表する個性的なモデルであり、多くの国産モデルの中にあって最も趣味性の高い存在でもある。(モリヒサシ)







SR400主要諸元:
認定形式/原動機打刻形式:EBL-RH03J/H329E
全長×全幅×全高(mm):2,085×750×1,110
軸距(mm):1,410
最低地上高(mm:140
シート高(mm):790
車両重量(kg):174
乗車定員(人):2
最小回転半径(m):2.3
エンジン種類:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
総排気量(cm3)399
内径×行程(mm)87.0×67.2
圧縮比:8.5
最高出力(Kw[ps]/rpm):19[26]/6,500
最大トルク(N・m{kgm}/rpm):29[2.9]/5,500
燃料消費率(km/l):41.060km/h定地走行テスト値)
燃料供給装置形式:フューエルインジェクション
始動方式:キック式
点火装置形式:TCI(トランジスタ式)
潤滑方式:強制圧送ドライサンプ
燃料タンク容量(L:12
クラッチ形式:湿式多板
変速機形式:常時噛合式5段リターン
変速比:12.357  21.555  31.190  40.916  50.777
減速比(1/2次):2.566/2.947
キャスター(度)/トレール(mm27°40/ 111
タイヤサイズ:(前)90/100-18M/C54S(後)110/90-18M/C61S(前後チューブタイプ)
ブレーキ形式:(前)油圧式シングルディスク(後)機械式リーディング・トレーリング
懸架方式:(前)テレスコピック式(後)スイングアーム式
フレーム形式:セミダブルクレードル
メーカー希望小売価格:535,500(消費税込み)
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