日本中から集まった1台として同じ仕様や形ではない様々なCubたちがHonda青山本社前に勢揃いした。
11月7日(日)、今年もHonda青山ビルに全国から「Cub」ファンたちが集まった。
1997年から開催されているこの「カフェカブミーティング」も今年で14回目。今では、京都、熊本でも姉妹イベントの「カフェカブパーティー」が行われるようになったが、やはり、Honda技研工業の本社である青山ビルでのこのイベントは、Cubファンたち=Hondaファンにとっては特別なイベント。まして、カブのイベントのルーツ的な存在であるこのイベントには、より多くの人々が集う。
Honda青山ビルに、午前9時の受付から集まった「Cub」の台数は370台余り。思い思いの趣向を凝らし、年代も仕様も、もちろん車体色、カスタマイズの度合いも一台一台が異なり、それぞれが個性的な「Cub」たちばかりが一堂に集うと、まさに壮観。参加したCubファンたちの和やかな交流の場となるのは当然だが、思い思いの趣向を凝らしたCubたちはショールーム前に駐車展示されるため、道行く人々の注目を集めてもいる。
また、昨年の東京モーターショーに参考出品されたEV-Cubの特別展示、 スーパーカブ110やEV-Cubのデザイナー、モデラー の方々のトークショー、さらに人気投票で行われる「スーパーカブコンテスト」と言ったイベントも行われ、参加者や観客も含めて大いに盛り上りを見せた今年の「カフェカブミーティング」であった。
世界で最も売れ、今でも売れ続けているバイク「スーパーカブ」は、その性能とデザインのみならず、その独特の佇まいと存在感、さらには乗り味も含めて、人へのフレンドリーさからか単なる人気を超えた魅力で、世界中で最も多くの人々に愛され続けているバイクであることを、今更ながらに感じることができた。
<モリ ヒサシ>
今年の「スーパーカブコンテスト」で一番人気を集めた東京の西浦玉美さんの「Cub」。「カスタマイズではなくコーディネートしました。Cubは相棒です」と語る西浦さんとそのセンスが光った素敵な「Cub」だった。
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