ここでもチームメイト同士のトップ争いを展開するロレンソ#99とロッシ#46。
ロードレース世界選手権第17戦、ポルトガルGP決勝レースが、10月31日、エストリル・サーキットで開催された。雨により予選が中止され、フリー走行の総合順位でスターティンググリッドが決まり、さらには決勝当日のウォームアップ走行も雨の中で行われたものの、MotoGP決勝レースはドライコンディションのレースとなった。
今回の見所も、ポールポジションから好スタート切った、新チャンピオンのホルヘ・ロレンソ(Fiat Yamaha Team)とチームメイトのヴァレンティーノ・ロッシのトップ争いとなった。
レース序盤では、トップに立ったロレンソを4周目にロッシが抜き去り、そのままペースを上げてレースをリードして行く。だが、レース中盤になるとロレンソがスピードアップ。レースが終盤にかかる17周目、コーナーの入り口でのブレーキングでロレンソがトップを奪い、今度はロレンソがペースを上げてリードをつくり出し、ここでの3年連続のポールtoフィニッシュで優勝を飾る。そして、今回はロッシが2位に。
また、このレースを終了した時点で、ヤマハのコンストラクタータイトルが決定。すでに決定しているライダー、チームタイトルとあわせて、史上初の3シーズン連続での三冠達成となった。
3位は、7番手グリッドからスタートし、レース序盤からセカンドグループのリーダーの座を守りきったアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda team)。復帰レースとなったチームメイトのペドロサは8位に終わり、ランキングの3番手のロッシに19ポイント差をつけての2番手をキープ。このポジションをキープすべく最終戦に臨む。
そして、シーズン最高の6番手グリッドからのスタートとなった青山博一は、10番手を走行中のレース中盤にオーバーラン。転倒こそ免れたがポジションを落としてしまい12位でフィニッシュした。
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