熱心なファンに埋まった「ウエルカムプラザ青山」でファンと共に日本GPでの健闘を誓うMotoGPライダー達。左からデ・ピュニエ、青山、ドヴィツィオーゾ、ペドロサ、シモンチェリ、メランドリ。
9月29日、東京青山のHondaウエルカムプラザ青山で、10月3日に決勝を迎えるロードレース世界選手権第14戦日本GPを控え、MotoGPクラスで今シーズンHondaRC212Vに乗る6名のライダーが集合。
世界を転戦するライダー達は、午前中に来日したばかりというハードスケジュールにも関わらず、Hondaがライダーとファンとの交流の場として準備した『2010 Honda MotoGP Premium Stage』に出席し、会場に詰めかけた300名余りのファンと交流を深めた。
午後4時からの開場にも関わらず、整理券を求めて前日深夜から並んでいたファンも居る程の熱いイベントになった今回、ワークスチームである「RepsolHondaTeam」のエースであり、目下ランキング2位のダニ・ペドロサとアンドレア・ドヴィツィオーゾ。サテライトチームのマルコ・メランドリ、マルコ・シモンチェリ、ランディ・デ・ピュニエ。そしてMotoGP1年目の青山博一がそれぞれにトークショーを行い、その後、各ライダーよりのプレゼント抽選会、フォトセッションが行われ、終了予定を延長するほどの大盛り上がりを見せた。
我らが、青山博一は、「シーズン当初からの意気込みが空回りした結果に転倒、負傷してしまった」とこのシーズンを振り返り、まだ80%の体調ながら日本GPでの善戦と来期の飛躍を宣言してファンの喝采を集めた。10月3日、「ツインリンクもてぎ」での日本GPでの彼らの活躍に注目したい。
得意のスタートダッシュの秘訣を聞いたファンに、"練習の成果"と誠実に応えていたこの日が誕生日だったペドロサ〔中央)。
初めての母国でのMotoGPに臨む青山博一。復帰間のないこともあって気負いなくレースに臨む。今後の活躍に期待したい。