2011年7月25日月曜日

ストーナー、ラグナセカでシーズン最多の5勝目を挙げる

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ベストな状況でないにも関わらずラグナセカのタフなレースを制したストーナー。今季最も乗れている

HondaにカムバックしたC.ストーナー(Repsol Honda Team)は、7月24日、今シーズンの前半戦を締めくくる第8戦アメリカGPで、4シーズンぶりのシーズン5勝目をマークすることに成功した。
ここでのストーナーは、金曜と土曜のセッションで思うようにセッティングが決まらず苦悩していた。しかし、決勝当日のウオームアップで好ましい状態を見つけることに成功し、決勝では周囲の走りを冷静に見て、後半にペースを上げるという完璧なレース展開で勝利を掴み取った。
2位には、ストーナーの最大のライバルで、ポールポジションからスタートし、ストーナー、D.ペドロサ(Repsol Honda Team)を交えた大接戦に終盤敗れたJ.ロレンソ(Yamaha Factory Racing Team)。まだ怪我から完全に立ち直っていないながらも中盤までは2番手を走っていたペドロサは体力を消耗してしまい3位となった。
予選5番手から上位陣を追ったマルコ・シモンチェリ(Team San Carlo Honda Gresini)は、レース序盤で転倒リタイア。予選14番手から決勝に挑んだ青山博一(Team San Carlo Honda Gresini)は、オープニングラップの混戦の中で16番手に順位を落とすが、その後、着実のポジションを上げ10位でフィニッシュした。
今回の勝利により、シーズン前半戦のレースを優勝で締めくくったストーナーは、ライダーランキングでも2番手のロレンソとのポイント差を20に広げることに成功し、同時に、コンストラクターランキングでも7戦中5勝を挙げているHondaの独走体制堅固にすることに貢献した。

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