2011年6月18日土曜日

TEAM HRC ライダー&監督インタビュー TRACTIONS MOVIE17

2011年の全日本モトクス選手権にTEAM HRC が戻ってきた。3シーズンぶりにワークスチームのメンバーとして活動するHondaのマシンに慣れ親しんだ2名のライダー、増田一将選手#6と平田優選手#7の二人からは新たなワークスチームでの意気込みとワークスマシンの印象を、さらにはチームを束ねる市川哲也監督から5年ぶりのタイトル奪還を目指す今シーズンの展望と想いをうかがった。
<撮影・制作:菱沼 豪>

2011年6月14日火曜日

ZOOMER 10th Anniversary発売

Hondaは、個性的なデザインのネイキッドスクーター「ZOOMER」の発売10周年を記念して専用色を施した「ZOOMER 10th Anniversary」を、6月16日(木)から受注期間限定で発売する。
「ZOOMER 10th Anniversary」は、車体色とフレーム色を同色のホワイトとし、シリーズ初採用となるレッドのシートや同じくレッドの専用ロゴステッカーを組み合わせた鮮やかなカラーリングで、「ZOOMER」の持つ個性をより際立たせたカラーリングとされている。
「ZOOMER」は、新たなスクーターカテゴリーを創造するモデルとして、2001年6月に発売。車体にカバー類の無いネイキッドスタイルに、前・後の極太タイヤやデュアルヘッドライトを組み合わせた個性的なデザイン、遊びの自由度を広げるシート下の積載スペースなど、既存の50ccスクーターの概念に捉われない自由な発想により、個性を重視する若者層を中心に支持されているロングセラーモデル。
また、環境性能に優れた水冷・4ストローク50ccエンジンを搭載。2007年には電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)や触媒装置(キャタライザー)を採用するなど、装備の充実や排出ガスのクリーン化とともにスムーズな走りに磨きをかけてきたモデルである。

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「ZOOMER 10th Anniversary」受注期間は、2011年6月14日から7月10日。メーカー希望小売価格 236,250円(消費税込み)

2011年6月13日月曜日

C.ストーナー、3連勝でポイントリーダーに

久々のウェットコンディションでのレースでも圧倒的な速さを見せたC.ストーナー

6月12日、シルバーストーンでのロードレース世界選手権第6戦イギリスGPは、ウエットコンディションの中で開催された。
この日は、最高気温が11℃。雨量も多く、風も強いという厳しいコンディションとなったが、予選トップから好スタートを切ったケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)は2周目にトップに立つと、そのまま独走で優勝。これにより、フランスGP、カタルニアGPに次いで3連勝となり、ポイントスタンディングでもトップとなった。また、2位にはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)が入り、Honda勢が1,2フィニッシュを達成した。
好調のHRCのチーム代表を務める中本修平氏は、「今日はとても難しいコンディションでした。雨と風と寒さ、こういうときはライダーのがんばり以外のなにものでもなく、ケーシーとアンドレアには感謝したいです」と語った。
なお、青山博一は、ドライコンディションでの予選では11番手。ウオームアップのあとに行ったウエットセッティングの変更に成功して、混戦の中で9位でレースを終えることができた。

今季2度目の2位入賞を果たしたA.ドヴィツィオーゾ。J.ロレンソ(Yamaha Factory Racing)のリタイヤによりランキングでも2番手のロレンソに接近する
*画像をクリックすると拡大表示されます。

2011年6月9日木曜日

Yamaha YZシリーズの2012年モデルを発表

フレームを中心に大幅な変更が行われたYZ250F。車体色はディープパープリッシュブルーソリッド1

ヤマハ発動機株式会社は、モトクロス競技専用モデル、YZシリーズの2012年国内仕様モデル6機種(YZ450F,YZ250F,YZ250,YZ125,YZ85LW,YZ85)を2011年7月29日より順次発売することを発表した。
中でも、国内で人気の高い「YZ250F」では、ピストンまわりの軽量化、吸排気系仕様変更、新設計フレーム採用、サスペンション仕様変更などの大幅な変更を行い、エンジンの中高速域と旋回性能を向上させている。
「YZ450F」についても、F.I.セッティング変更、サスペンション仕様変更などを施し乗車感を向上が行われた。両モデルともディープパープリッシュブルーソリッド1(ブルー) とパープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト) 2色の設定で、(ホワイト)ゴールドチェーン標準装備は、受注期間限定での発売となる。
水冷2ストロークエンジン搭載のYZ各機種(250cc、125cc、85cc)は、シリーズ共通の2012年グラフィックを採用、基本性能は現行モデル同様とされる。 また本製品は「ヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店」で販売される。
また、メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下。YZ450F:871,500円 ホワイトは882,000円/YZ250F:677,250円 ホワイトは687,750円。YZ250:661,500円/YZ125:567,000円/YZ85LW 346,500円/YZ85 336,000円。
予約期間はYZ250F/450Fは6月21日〜11月30日。ホワイト車は6月21日〜8月31日。2ストエンジンのYZシリーズは6月21日〜9月30日。シリーズ合計の国内販売計画は500台とされる。

YZ250Fのパープリッシュホワイトソリッド1カラー車はゴールドチェーンを装備する。YZ450Fも同様





YZ450FではF.Iのセッティング変更、前後サスペンションの小変更が行われた

2012モデルYZ250F(YZ450F)日本仕様車主要諸元
全長×全幅×全高:2,164×825×1,307mm(2,195×825×1,310mm)
シート高:992mm(997mm)
軸間距離:1,468mm(1,487mm)
最低地上高:103kg(111kg)
原動機種類:水冷4ストロークDOHC5バルブ( -- )
気筒数配列:単気筒( -- )
総排気量:249cm3(449cm3)
内径×行程:77.0×53.6mm(97.0×60.8mm)
圧縮比:13.5:1(12.5:1)
始動方式:キック式( -- )
潤滑方式:強制圧送ドライアサンプ( -- )
エンジンオイル容量:1.2L(1.2L)
燃料タンク容量:6.4L(6.2L)
燃料供給:キャブレター(フューエルインジェクション)
点火方式:CDI・コンデンサ放電式(TCI・フルトランジスタ式)
1次減速比/2次減速比:3.353/3.923(2.652/3.769)
クラッチ形式:湿式多板( -- )
変速装置/変速方法:常時噛合式5段/リターン式( -- ) 
変速比:1速/2.143 2速/1.750 3速/1.444 4速/1.222 5速/1.042(1速/1.922/2速 1.533/3速 1.278/4速 1.091/5速 0.952)
フレーム形式:セミダブルクレードル( -- )
キャスター/トレール:27°15′/122.3mm(27°00′/119mm)
タイヤサイズ(前):80/100-21 51M(80/100-21 51M)
      (後):100/90-19 57M(110/90-19 62M)
制動装置形式(前):油圧式シングルディスク( -- )
      (後):油圧式シングルディスク( -- )
懸架方式(前):テレスコピック( -- )
    (後):スイングアーム/リンク式( -- )

2011年6月8日水曜日

速報! Honda NSF250R 発表

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RC30をイメージした車体のカラーリングおよびステッカーは撮影用。市販車の車体色は全てホワイトとなる。メーカー希望小売価格は1,749,510円(消費税抜込み・本体価格)

6月8日、Honda青山ビル1階にて「HRC市販レースマシンNSF250R発表会」が行われた。かねてより、様々な形で話題になっていたHRCからの久々の市販レーシングマシンNSF250Rの詳細がようやく明らかになったわけである。
既に海外での発表もあり、その概要はわかり始めていたとは言え、国内での発表会では、さらに詳細が明らかになり、加えて、今後の国内でのレース展開等も発表された。さらに、来シーズンからワンメークレースが展開されるCBR250Rのレース仕様車の参考出品も行われていた。
さて、NSF250Rは、2012年から開催されるFIMロードレース世界選手権のMoto3クラスとMFJ全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラス用に新開発されたマシンで、本年12月よりの発売となる。
NSF250Rは、「Next Racing Standard」を開発コンセプトに、RS125Rで培ったレーシングテクノロジーを活かしながら、優れたコントロール性と高い戦闘能力を高次元で実現したマシンで、エンジンは、Moto3用に新設計した軽量・コンパクトで高出力を発揮する水冷・4ストローク・DOHC単気筒249ccを採用。高出力と優れたレスポンスを実現するために、充填効率の良い前方吸気、後方排気、さらにマスの集中を図るためにシリンダーを後方に15度傾斜させたレイアウトが採用されている。
また、高回転域まで高い出力を発揮させるために、低フリクションに寄与するチタンバルブを吸・排気に採用。さらに、シリンダー軸のオフセット、シリンダー表面処理にニッケル・シリコンカーバイド(Ni-SiC)を施すことでピストンとシリンダー間のフリクション低減と耐久性の向上を両立させている。クロスタイプの6速ミッションは、様々なサーキットでギアレシオ交換の容易なカセットタイプとされている。
フレームは、RS125Rのコンパクトさを継承しつつ、剛性バランスと形状の見直しを行い、RS125Rと同等以上のコーナリング自由度と軽快性を確保。前・後サスペンションは、RS125Rと基本構造を同一としながら、NSF250R専用のセッティングを施して、操縦安定性に優れた仕様とされる。
カウリングは、RS125Rと同等の空力性能を実現するとともに、アンダーカウルには冷却ダクトを設け、エンジンの冷却性能を高める構造としています。

NSF250Rは、Moto3のレギュレーションに適合する新世代のロードレースマシンとして、ロードレースユーザーの期待に応えるとともに、モータースポーツの活性化に向けた底辺拡大の狙いも担うとされる。
そのため、これまでのRS125ユーザーには朗報となるホイール等の共通化、エンジンも耐久性に優れレースコストの低減も行え、また、走行燃費もRS125の2倍近いとも言われている。
国内でのレースデビューは、7月2日、3日に開催される全日本ロードレース第3戦の予定で、7Cwithハルク・プロとF.C.C.TSR Hondaの2つのチームに貸与されたプロトタイプとされる。

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エンジンは前方吸気、後方排気の249.3cc。最高出力は35.5Kw/13,000rpm。軽量、コンパクト、高出力、高効率を目指して最新の技術が注がれている

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来シーズンの展開が予定されているCBR250Rワンメークレース仕様車も参考出品されていた

NSF250R主要諸元:
型式:MR03全長×全幅×全高(m):1.809×0.560×1.037軸距(m):1.219 最低地上高(m):0.107 シート高(m):0.729キャスター角(度):22°36′車両重量(kg):84燃料タンク容量(L): 11エンジン型式:水冷4ストロークDOHC 4バルブ単気筒総排気量(cm3):249.3内径×行程(mm):78.0×52.2最高出力(Kw/rpm):35.5/13,000最大トルク(N・m/rpm):28.0/10,500オイル容量(L・エンジン/トランスミッション):1.27/0.55変速機形式:常時噛合式変速機形式:常時噛合式変速比:1速1.875/2速1.524/3速1.304/4速1.167/5速1.077/6速 1.000減速比(1次/2次):2.952/2.333デバイス(吸気):IACV燃料供給形式:PGM-FI点火形式:フル・トランジスタクラッチ形式:湿式多板潤滑方式:セミドライサンプタイヤサイズ:(前) 90/580R17(後)120/600R17ブレーキ形式:(前)油圧式シングルディスク296mm       (後)油圧式シングルディスク186mm懸架方式:(前)倒立テレスコピック式(後)プロリンクフレーム形式:アルミツインチューブ

2011年6月6日月曜日

C.ストーナー、カタルニアGPで圧勝

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今、最も乗れているC.ストーナーと今季は高いポテンシャルを発揮しているRC212V

6月5日、スペイン・バルセロナ近郊のカタルニア・サーキットで開催された世界ロードレース世界選手権第5戦、カタルニアGPでは、予選2番手からスタートしたケーシー・ストーナー(Repsol Honda Team)が、2周目にトップに立つとそのまま25周のレースで圧勝。フランスGPからの2連勝と今季3勝目を挙げた。
決勝当日は、朝方までの雨の影響でウォームアップはウェットコンディションで行われ、決勝はドライコンディションとなり、さらにはレース終盤には小雨が降り出すという難しい状況だったが、ストーナーはハードタイヤを選択しながらも危なげない走りで勝利を飾り、好調のHonda勢にあってさらなる強さをアピールした。
一方、キャリア初のポールポジションを獲得したマルコ・シモンチェリ(Team San Carlo Honda Gresini)は、スタートに失敗しオープニングラップの7番手から6番手までは浮上したが、それ以上はポジションを上げられず、6位でフィニッシュ。
また、青山博一(Team San Carlo Honda Gresini)は、タイヤのパフォーマンスを引き出せず予選12番手からのレースに臨んだが、スタートに失敗して最下位からの厳しいレースを強いられると3周目に他車に追突、転倒リタイヤに終わった。

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2シーズン目のMotoGPクラスで確実に実力を付けているM.シモンチェリ。注目の一人である

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A.クリビーレによるNSF250Rのデモンストレーション走行

2011年6月3日金曜日

Honda NSF250R スペインで発表

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ようやく公開されたHRCからの市販Moto3用マシンNSF250R。新たな世代のライダー達の創造主となることに期待したい

6月2日、HRCはカタルニアGPを控えたスペイン・カタルニアで、これまでの2ストローク125ccマシンで戦われていたGP125に代わり、2012年からの開催となるMoto3クラス用の市販マシン、NSF250Rを発表した。すでに、同社のWebサイトでその存在は明らかにされてきたが、完成車が公開されるのは世界初となる。
1949年から開催されているロードレース世界選手権の歴史の中で、唯一現在まで続けられてきた125ccクラスだが、来るシーズンからは新設のMoto3クラスに変更される。いち早くそのクラスへの投入が明らかになったのがこのNSF250Rである。
このクラスのマシンレギュレーションでは、エンジンは4ストローク250cc単気筒とされ、81mmの最大ボア径と14,000rpmの最高回転数の制限が謳われており、NSF250Rのスペックもその範囲に収められている。
因みに席上、明らかになった概要では、エンジンは13,000rpmで35,5kw(約48.2PS)を発生し、車両重量は84Kg。燃料タンク容量は11Lとのこと。125ccマシンとほとんど変わらない車体サイズにこのエンジン性能故にその走りも期待できそうである。
また、このMoto3クラスでは、あくまでレースコンディションのイコール化を進めるべく、エンジンサプライヤーは1基あたり12,000ユーロ以下での販売と、1シーズンあたり最低15人のライダーへの同一スペックのエンジン供給が義務付けられ、特定のライダーにエンジンの改良を施すことは認められていない。
因みにHRCの専用ページは http://www.honda.co.jp/HRC/NRS/ 。なお、国内での発表会は、6月8日の午後2時から行われ、その様子はリアルタイムでUstream( http://www.ustream.tv/channel/welcomeplaza-110608 )中継される。

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5日のカタルニアGPでデモ走行を行うA.クリビーレを中心にマシンを囲んだ中本(HRC副社長)、倉吉(開発担当者)両氏